アロワナの飼育をしたくなったら最初に知っておくべきこと

メダカの飼育に慣れてきたら、次は新しい魚の飼育をしたい場合、実はアロワナのような古代魚の飼育がとても簡単で水槽さえ用意できれば、メダカと同じような感覚で飼育をすることが出来ますので、大きな水槽が設置できるのであれば古代魚も良いですね。

古代魚にはピラルクーとかアロワナ、ガーパイクやポリプテルス等の定番の大きく成長する魚が並んでいてどれも最初は60cm水槽で飼育することは出来ますが、将来的には150cmクラスの水槽が必要になり、ピラルクーに至っては更に大きな水槽が必要です。

その中でも、アロワナはホームセンターでも大抵は売られていることが多くて、アジアアロワナの真っ赤な個体でもない限りは、シルバーアロワナ等は3000円位で稚魚が売られていることも多いので、ホームセンターの水槽で見たことのある人も多い筈です。

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ゼロ距離からでも強力なジャンプ力を発揮するアロワナはフタ必須。

 

アジアアロワナとは異なり、シルバーアロワナはアマゾン川に生息している古代魚であり、タチウオのような細長い体が特徴で水槽の中を悠々と泳ぎますので、大きな魚の飼育がしたいのであれば、丈夫で懐きやすいシルバーアロワナは結構お勧めになります。

このシルバーアロワナの飼育をする場合は、メダカの飼育と繁殖ができる知識と経験がある人なら容易に管理できますが、最終的には150cmクラスの水槽が必要になり、アロワナの特徴上、奥行きも60cmはほしい所なので、設置場所が確保できるかですね。

シルバーアロワナの特徴としては、そのすさまじいジャンプ力であり、自然界ではアマゾン川は雨季になると多くの森が水に沈むのですが、その際に木に止まっている虫を見つけるとゼロ距離からでも数メートルはジャンプをして木の虫を食べてしまいます。

 

 

アロワナの死亡原因の多くがフタをしていないことによる自殺です。

 

これからアロワナの飼育をしたいと検討しているのであれば、小さな時は60cm水槽でメダカやエビ、金魚等を与えながら、クリルにも懐くような方法で飼育を始めていき、ある程度大きく成長をすると、150cmクラスの水槽に移動をさせて終生飼育します。

アロワナは元々ゼロ距離から加速無しでジャンプをして数メートルを跳ね上がる魚であることを知らない人が多くて初心者の人がアロワナを死なせてしまう原因の多くが、水槽からジャンプをしてしまい、そのまま干からびで死んでしまう自殺によるものです。

アロワナとしては、本能的に水槽から見て何か気になるものがあればジャンプをするのが当たり前ですので、単にそれをやっているだけなのですが、水槽は自然界とは異なりジャンプをされると大抵が水槽から飛び出ることになりますからフタは必須です。

 

 

アロワナの飼育をするのであればエラ捲れと目が垂れるのに注意。

 

メダカの飼育に慣れてきて、新しい魚をホームセンターに探しに行くと、3000円位で売られているドジョウ位の大きさのアロワナを見て衝動買いをしてしまう人もいるかもしれませんが、この魚は100cm位までは普通に成長する古代魚なのを知っておきます。

水槽さえ用意できれば、メダカの飼育とは対して変わらないのですが、アロワナ特有の問題としては、水質悪化によるエラ捲れが発生することがありますので、水質管理だけは普段からやっておく必要がありますがオーバーフロー水槽なら大丈夫です。

後は、アロワナ特有の症状としては目が垂れてくる状態になる事が多く、これは普段は水面から木につかまっている昆虫などを探して泳いでいるはずなのに、水槽の中では目線が下向きになって常に泳いでいる事が多いのでそうなると言われています。

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アロワナの飼育をしたくなった際に知っておくべく事は4点。

 

アロワナを飼育したくなったら最初に150cmクラスの水槽が必要になること、クリルの餌付けをしておかないと生きた餌しか将来食べなくなること、ジャンプ力が大変強いのでフタが必須になること、エラ捲れと目垂れに注意をすることを憶えておきます。

シルバーアロワナよりも小型のブラックアロワナは若干デリケートなので、幼魚の時は水質管理にはより注意が必要ですし、アジアアロワナは高すぎていきなり衝動買いはしないと思いますので、大抵衝動買いするアロワナはシルバーアロワナになりますね。

一般的にはアジアアロワナばかりが有名になってしまっていますが、シルバーアロワナも綺麗に成長した個体は大変美しくて、水槽の中を悠々自適に泳いで人にもなつきやすいので、犬や猫に近い感覚で飼育することが出来ますので、後は予算次第でしょうか?

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