室内に設置しているガラス水槽が曇っている原因と対策方法

室内に水槽を設置していると、水槽が真っ白に曇ってしまって中身が全く見えなくなっていることがありますので、それを初めて見た人は驚くことになるのですが、これは結露が水槽に発生している状態であり、特別に問題が発生している訳ではありません。

結露というのは、気温が高い日にコップに氷を入れてジュースなどを注ぐと、コップの周辺に水滴が大量に発生して冷気が出てくる状態がありますが、水槽でもそれと同じ状態が発生していて、気温が高い時に水槽クーラーを稼働させている時に発生します。

ですから、水槽クーラーを設置していない水槽では、水温と室内の気温が一致している訳ですから結露が発生することはありませんので、水槽で結露が発生するケースというのは水槽クーラーが稼働していて、室内の温度が常温で夏場の暑い時に発生します。

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室内に設置しているガラス水槽が曇っている原因と対策方法。

 

室内に設置している水槽に結露が発生している場合の対処方法はとても簡単で、室内の温度と水槽の温度が極端に異なる状況を避ければ良いので、通常においては水槽クーラーの温度は高くすることは出来ませんから、室内にエアコンをつければ良いだけです。

エアコンが付けれない場合、室内の風通しを良くしてから水槽の結露をタオルで拭いていればしばらくすると結露が解除されて白っぽい曇状態はなくなりますので、それだけで結露による水槽の曇は改善できますので、慌てずに対処をすれば大丈夫です。

結露が発生する状況というのは室内を留守にしている夏場のときが多くて、通常の家庭では人がいない時にエアコンを付けっぱなしにしたまま外出をする人はいませんので、その際にどうしても夏場であれば室内の気温が上昇して結露が発生してしまいます。

 

 

留守の時に窓や玄関を開けっ放しにしたりエアコンつけっぱなし?

 

いくら日本は治安が良いと言っても、玄関のドアや窓を開けっ放しにして旅行に出かける人は先ずいませんので、必ず人がいなくなる場合は自宅の戸締まりを完璧に行いますから、その際には24時間空調管理システムがあっても室温は上昇していきます。

対処方法はエアコンを付けっぱなしにして、結露が発生しないように水槽を設置している部屋の水温を調整することになるのですが、そうなると別に水槽クーラーを設置する意味もなくなりますけど、もしもの時の水温管理用の道具だと思っておけば楽です。

アジアアロワナの飼育をしている友人等は、エアコンを24時間フル稼働させていて、部屋そのものを水槽専用の部屋にしている状態ですから、その場合は結露が発生することもなく、エアコンの故障や停電でも発生しない限り最高の水温管理ができます。

 

 

結露が発生した状態だと水槽台が破損するのでタオルで対策。

 

水槽が真っ白に曇ってしまうくらいの状態の結露が発生すると、その水滴は重力によって水槽の下に垂れていくことになりますので、そのまま放置しておくと水槽台が腐ってしまう恐れがありますので、タオルで水槽の周りを囲むようにして水を吸収させます。

特別難しい事をするのではなくて、単に水槽の周りを囲むようにして水槽台と水槽を設置している部分を囲むだけですから、単にタオルかバスタオルがあればよいだけですから、誰でも簡単に対応できるので、結露対策ではタオルで対策をするのが良いですね。

どうしても24時間エアコンを稼働させるとか、外出時に玄関や窓を開けっ放しにするのは難しいことが多いのですが、レッドビーシュリンプ等の飼育をする際には、夏場であれば水槽クーラーがないと上手く育てられないので結露問題はよく発生します。