ミナミヌマエビとタナゴは同じ水槽で飼育可能です

ミナミヌマエビを飼育している水槽で同居できる魚といえば、メダカが大変有名ですし大きさもミナミヌマエビと殆ど同じくらいのメダカは飼育環境も完全に一致していることもあり、価格も安くて相性も良いことから、多くの人が合わせて飼育をしています。

やはり、メダカだけでは飼育に飽きてしまう人も少なからずいらっしゃいますので、その場合にお勧めの魚は?と聞かれた場合、ドジョウも良いのですが、普通に水槽を泳ぐ魚でしたらタナゴが結構ミナミヌマエビとは相性が良いので検討するのはありです。

タナゴについては意外に知らない人も多く、特に関西方面の人であればタナゴの事を知らないとか見たことがない人も少なからずいらっしゃるのではないかと思いますが、タナゴと言うのは元々日本に生息しているフナが小さくなった感じの魚のことです。

 

 

ミナミヌマエビとタナゴは同じ水槽で飼育可能です。

 

雑食性で大きく成長をするフナと、成長しても4㎝程度のミナミヌマエビを同じ水槽で飼育することは出来ませんが、タナゴの場合は成長をしてもメダカよりも少し大きくらいの魚であり体は平たく大きいのですが、体長自体はそれほど大きくはなりません。

その為、口の大きさもフナのようにミナミヌマエビを吸い込んで食べれるほどのサイズにはならずに、ピラニアのような歯を持ってバリバリをミナミヌマエビの骨格を破壊して食べるような魚でもありませんので、安心して同じ水槽で飼育させる事が出来ます。

メダカでもそうなんですが、誕生したばかりのミナミヌマエビの稚エビに関しては、積極的に襲われてしまうことになりますから、タナゴであっても同様に注意しないといけないんですけどそれらは水槽内に上手く水草や流木をレイアウトすれば回避出来ます。

 

 

タナゴがフナのように大きく感じるのは写真で見るからです。

 

タナゴの飼育を知らない人がネットショップなどでタナゴの画像を見ると、結構大きなフナ位の魚だと勘違してしまうことが多いんですが、実際には体長そのものはメダカとほとんど変わらない魚であり、写真だけで見ると大きく見えてしまう不思議な魚です。

その為、ミナミヌマエビとは同じ水槽で飼育できないと感じでしまっている人も少なくなくて、ペットショップ等で初めて水槽の中で展示されているタナゴを見て、こんなに小さい魚だったのか?と驚く人も多いのですが、本当に小さな淡水魚になります。

タナゴの場合はデザイン的に40㎝前後に成長をする体高が高いヘラブナに似ている種類が多いので、大きいい魚だと画像だけを見ると勘違いしてしまうんですけど、そうではありませんし、日本原産意外にも中国原産のタナゴも大量に売られています。

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ネットショップの画像だけを見たらフナと同じ大きさに見える不思議。

 

本当、タナゴを知らない人がネットショップの画像を見ると、よく日淡のフナと同じ画面内でタナゴの画像が表示されて売られていることが多く、フナの大きさはご存知の方も多いので、てっきり同じくらいの大きさの魚だと錯覚しても不思議ではありません。

メダカの場合は小さいことで有名ですし、日本人では知らない人はほとんどいませんが、フナやタナゴについては特にタナゴを知らない人から見れば同じ大きさの魚であると思わせる要素しかありませんので、興味があれば一度購入して飼育をしましょう。

ただ、注意点としてはペットショップでタナゴが売られている場合、ヘラブナの稚魚と似たような形状ですし、近くの水槽で展示されて販売されている事が多いので、間違えてヘラブナの稚魚を購入しないこと位ですけど、普通は間違えることはありません。

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