これからドジョウの飼育を始めようとしている人が、ドジョウの事をネットで調べてみると、ドジョウには1週間に1回だけエサを与えれば良いとブログやサイトなどで書かれているのを見て驚く人が多いんですが、実際にドジョウのエサは謎が多いのです。
一般的に初めてメダカやドジョウなどの飼育を始める人であれば、エサは毎日与えないといけないと思っている人が多いのですが、魚の場合は別に毎日エサを与える必要性はありませんので、メダカであっても1週間に1回の餌を与えるペースでも構いません。
ただし、稚魚の場合は毎日数回に分けて細かい餌を与える必要性がありますので、必ず稚魚の飼育をする際にはエサの管理を徹底しないといけないのですが、生存させるだけなら餌やりはシビアになる必要はなくて、屋外の水槽ならエサ無しでも構いません。
繁殖をさせたい場合は毎日栄養価の高いエサをメダカにも与え続けた方が良いのですので、出来れば毎日エサを与えたほうが良いけど、飼育をするだけなら毎日エサを与える必要性もないので、その辺りを判断しながら飼育をしていけば大丈夫です。
ドジョウのエサは1週間に1回与えるだけで大丈夫なの?
ドジョウの場合はメダカやミナミヌマエビ等よりも相当生命力が高い魚ですし、自然界では、例え水が干上がっても地面の中深くに潜って冬眠をして、その場を生き抜いていける魚ですから、ドジョウのエサは1週間に1回与えるだけでも全く問題ありません。
ドジョウもより早く成長させたいのであれば、毎日エサを与えたほうが良いですけど、そうでない場合は週に1回程度餌を与えるペースで全く問題ありませんし、ドジョウは雑食なので、水槽内に発生するコケや藻等を食べて何とか普通に生きていけます。
屋外で飼育しているドジョウの場合ですが、私の環境では数ヶ月間や半年間程度、全くエサを与えていない状態でも普通に生きていますので、荒木田土を敷いた水槽にホテイアオイや浮草などを浮かべておけばドジョウもミナミヌマエビもエサ無しでOKです。
ドジョウの場合、縦に長い水槽で飼育する場合は、マツモを水槽内に放り込んでおけば、マツモが荒木田土などに食い込んで立体的に成長していきますので、そのマツモにぶら下がって休憩をしたりする姿を見ることも出来ますから、マツモもお勧めです。
ドジョウのエサは普通に1週間に1回で大丈夫なので安心して下さい。
これからドジョウの飼育を始める人の場合、いきなり餌を大量に与えてしまうとドジョウは水を汚しやすい魚ですから、与える餌の量に比例して水がドンドン悪化していくことになりますから、水が相当安定するまでは餌の量は控えて与えたほうが良いです。
ドジョウの場合は週に1回程度の餌を与えればよいですから、その後もドジョウに過剰に餌を与えるのではなくて、他の魚も飼育をしているのであれば、それの余ったエサをドジョウが積極的に食べることになりますし、様子を見て餌の量を調整します。
よく言われている、ドジョウのエサは1週間に1回で良いという話は、水を汚さないための対策も含まれていると思って、最初はそれくらいのペースで餌を与え続けながら、安定してくると、後は好みの問題で食べ切れる位のエサを毎日与えても構いません。
ドジョウの場合、成長しない個体は本当に成長速度が遅いですから、餌を沢山与え続けていても、全然大きく習い場合がありますので、驚くかもしれませんけど、焦らずにマイペースでドジョウに餌を与えつつ、育てていくのがおすすめになります。