エンゼルフィッシュは相当有名な魚ですから、アクアリウムに全く興味がない人でもその名称を知らない人はいないくらいであり、熱帯魚の中でも恐らくはいちばん有名な魚絵あり、アクアリウムを始める際にはエンゼルフィッシュから始める人もいます。
また、エンゼルフィッシュは基本的に丈夫で強い種類が多いので、初心者の人でもそれ扱いが難しくない種類も多いんですけど、エンゼルフィッシュの飼育を始める際に、多くの人が価格が高いアルタムエンゼルに興味をもつのではないでしょうか?
案外知らない人も多いんですけど、エンゼルフィッシュと言うのは結構種類がいて色や模様も違いますし、大きさも違いますから、よくあるシルバーと黒の縞模様のエンゼルフィッシュだけはなくて、種類ごとに飼育方法や難易度も全然違ってきます。
また、エンゼルフィッシュの種類によって販売価格も異なりますので、その中でも特に価格が高く、ヒレが異常に長いアルタムエンゼルを見れば、これが良いと思う人が多いのは当然なんですけど、アルタムエンゼルの飼育難易度はかなり高めです。
アルタムエンゼルを購入する前にメダカの飼育と繁殖をしよう。
別にいきなり初回からアルタムエンゼルを購入しても良いのでしょうけど、初心者の方でしたらほぼ100%の確率で全滅してしまうことになりますから、アルタムエンゼルに興味を持ったなら、最初はメダカで水槽飼育の基本を学んでおいた方が良いのです。
メダカの飼育と繁殖が成功する状態になると、もうアクアリウムの基本的な事を覚えている状態で知識も経験もついていますので、アルタムエンゼル位の飼育難易度であれば何ら問題なく対応ができますから、後は飼育設備についての予算の都合になります。
アクアリウムに関する知識や経験がない人の場合、アルタムエンゼルの飼育をするにあたっては高さが高い水槽が必要になると言われても、その意味が分かりにくいでしょうし、30㎝キューブ水槽で飼育しようとする人立っていない訳ではありませんからね。
また、水合わせに関してやろ過フィルターに関する知識が最低限度はないと、高いお金を払ってアルタムエンゼルを購入しても当日か翌日には死なせてしまうことになりかねませんので、そのためにもメダカの飼育と繁殖を行い経験を積んでいくのが良いです。
メダカは名前が違っても飼育方法は同じですけどエンゼルは別。
メダカの場合、白メダカとか黒めだかとヒメダカと言って、流通している際の名称が異なるメダカが沢山いるんですけど、実際にはどれも遺伝的な強さの違いはあるかもしれませんが、色違いなだけで飼育方法は全く同じ環境で問題ありません。
しかし、エンゼルフィッシュの場合は、見た目や名前が同じようなエンゼルフィッシュでも、飼育方法が全然違ってくることが普通であり、いきなり飼育難易度最高峰のアルタムエンゼルに手を出してしまうと、殆ど間違いなく死なせてしまうことになります。
価格も他のエンゼルフィッシュよりもかなり高額になっているアルタムエンゼルを購入して、経験不足で死なせてしまうのは大変もったいないですし、そう言った人を何人も見てきましたから、出来れば最小はメダカから練習をして経験を積んでいきましょう。
アルタムエンゼルの飼育には高さ50㎝以上の水槽が必要な理由。
なぜ?、初心者の人がアルタムエンゼルに興味を持つかと言えば、人間心理に近いものがあるんですけど、希少性が高くて価格が高いこのアルタムエンゼルと他のエンゼルフィッシュを比べると、どうしても価格が高い方を選択してしまう人が結構多いです。
いきなりエンゼルフィッシュの飼育をするのではなくて、メダカで飼育を初めて繁殖まで出来るようになれば、かなりの実力がついていますので、その際にアルタムエンゼルを購入して、合わせて高さ50㎝以上の水槽を購入するのがお勧めです。
メダカの飼育と繁殖が出来るようになっていれば、アルタムエンゼルの飼育に高さ50㎝以上の水槽が必要な理由は直ぐに分かりますけど、全く経験がない人ならその理由も分かりませんし、ろ過フィルターも強力な外部式が必要な理由も分からないのです。