野生のエンゼルフィッシュを捕獲するならタマゾン川?

熱帯魚の中でも大変有名な魚の中にエンゼルフィッシュがいますけど、魚に詳しくない人でもエンゼルフィッシュのことを知らな人はいないくらい有名な魚ですので、どこかで一度は見たことがあると思いますし、飼育魚としても人気の高い魚になります。

このエンゼルフィッシュは元々はアマゾン川等に生息をしている熱帯魚であり、アマゾン川で捕獲された個体が日本に輸入されるか、日本で水槽で飼育をしている人が繁殖をさせて個体を増やすかのどちらかでしか入手できない魚だったのですが・・・。

最近、エンゼルフィッシュが日本の川で泳いでいるって話を聞いたことがある人もいるかと思いますけど、この話はホラ話ではなくて本当の話であり、東京の多摩川では普通にエンゼルフィッシュが泳いでいましたし、ミナミヌマエビと一緒に捕獲出来ます。

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なんだか、あり得ない状況が現実のものとなってしまっているので、エンゼルフィッシュが何故日本の多摩川で普通に泳いでいるのか?、ミナミヌマエビが生息している場所でエンゼルフィッシュが捕獲できる理由についてしっておいて欲しいお話です。

 

 

エンゼルフィッシュを捕獲するならタマゾン川?

 

タマゾン川と言うのは、アマゾン川と多摩川をもじってつけられた皮肉が込められている名称であり、多摩川は現在無法地帯になっていて、飼育できなくなった魚やエビ、亀等が大量に保留されている状態で、現在はおさかなポストまで登場する状態です。

おさかなポストと言うのは、飼いきれなくなった魚を多摩川に捨てる人がいるのであれば、事前に用意されているおさかなポストに放流をして下さい的な意図の最後の防衛線であり、これにより多摩川に捨てられる魚の数が減ってきている現状があります。

それで、タマゾン川と言われることが多くなった多摩川なんですけど、ミナミヌマエビを捕獲するために、ガサガサと呼ばれる方法で水辺の草むらなどに網をツッコミ人の足で網に魚やエビを追い込みながら捕まえていくのですが、驚くべき光景を目にします。

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何しろ、ミナミヌマエビを捕獲していると、場所によってはエンゼルフィッシュが捕獲できる事があるのが現在の多摩川であり、すべての場所でエンゼルフィッシュが泳いでいる訳ではないのですけど、普通に網で捕まえることが出来る状態になっています。

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エンゼルフィッシュが日本の河川で繁殖が出来るのか?

 

多摩川と言えば、日本の高度成長期に相当な汚染が発生してしまい、死の川と呼ばれていたこともあったらしいのですが、現在は濾過設備が完備されていて生活排水や工業排水なども綺麗にしてから川に流される状態になり水質は大幅に改善しています。

その影響で多摩川の水温が冬になっても下がらない状態になってしまっているようで、熱帯魚であるエンゼルフィッシュが越冬できてしまう環境が一部で発生しているらしくて、エンゼルフィッシュがいるということは他の熱帯魚もいるということです。

実際に、多摩川でエンゼルフィッシュが固定して繁殖をしてるのかどうかは分かりませんし、ガサガサで捕まえたエンゼルフィッシュが偶然、誰かに捨てられた個体だったのかもしれませんけど、日本の多摩川でエンゼルフィッシュが泳いでいたのは事実です。

 

 

興味があれば多摩川でエンゼルフィッシュの調査をしてみて下さい。

 

多分、エンゼルフィッシュが多摩川で確認出来ている以上、セルフィンプレコもほぼ確実に捨てられていているでしょうし、セルフィンプレコはエンゼルフィッシュよりも汚れや低水温に強い魚なので、多摩川で繁殖している可能性もないわけではありません。

エンゼルフィッシュが今でも多摩川で繁殖をしていて捕獲できるのかどうかは分かりませんけど、流れのゆるくて植物が生い茂っているポイントでガサガサをしていれば、ミナミヌマエビに混じってエンゼルフィッシュが捕獲できる可能性は十分あります。

興味がありましたら、多摩川と言っても範囲は相当広いのですが、実際にエンゼルフィッシュが泳いでいるのかどうか、ガサガサで捕獲できるのかどうかを確認するために、現地に行って調査をしてみるのがオススメですし、お子さんはかなり喜びます。

ただし、河川に飼育している魚を違法に放流するのは絶対にやめましょう。



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