通常、完全な室内環境の水槽でグリーンウォーターを作るのは大変難しくて、実際にやろうと思っても中々グリーンウォーターを作ることは出来ませんし、更にはコトブキフラットLEDの照明のみでそれを実現する方法について書いてみたいと思います。
グリーンウォーターと言うのは、屋外水槽を設置している人ならご存知だと思いますが、水槽の水の色が緑色や黄色になり、大量の植物性プランクトンが水槽の中に発生してそのような色になっている訳なので、メダカにとっては大変良い環境になります。
ですから、メダカの稚魚の生存率が極端に高くなったり、餌を与えなくて勝手にメダカが育っていくなど、メダカの飼育をする際にはグリーンウォーターがあれば、とても楽になると言われているくらい、あれば便利なグリーンウォーターなのですが・・・。
室内環境でグリーンウォーターを作るのは結構難しい。
室内環境での水槽でグリーンウォーターを作るのは難しくて、室内であっても太陽の光が直接長時間照射されるような出窓付近などでしたら別でしょうけど、そのような環境においている水槽はコケだらけになりますし、照明で管理ができませんので普通は設置しません。
別に、室内環境でグリーンウォーターの水槽があったらどうなのかと言えば、あまり意味は無いのかもしれませんが、室内環境にてメダカの卵の孵化や稚魚を育てる場合は、それなりに有効になるかもしれませんので、興味がある方はぜひやってみて下さい。
今回もメダカの稚魚を室内で育てていて、その水槽といいますか、容器の水がグリーンウォーターに勝手になっていたので、その話を単純に書いているだけですし、メダカの稚魚はグリーンウォーターの影響なのかとても元気に育っているようです。
室内水槽でグリーンウォーターを作る方法。
この場合、水槽全体をグリーンウォーターにすることは出来ませんので、丸いプラケースの中に水槽の水を入れて、メダカの稚魚を数匹入れて水面に浮かべておくだけで後は勝手にグリーンウォーターになりますので、特別なことをする必要はありません。
丸いプラケースに関しては、スーパーで販売しているキムチの容器であったり、小さいじゃがいもをパッケージしている容器であったり、透明のペラペラの丸い水槽のような容器であればなんでも構いませんし、水面に浮かべばなんでも良いです。
今回使っている照明は60cm水槽用のコトブキフラットLED2本のみであり、照射時間はタイマー管理で1日6時間のみで、その環境で1ヶ月位すればメダカの稚魚を入れて水面に浮かべていたプラケースの水が勝手にグリーンウォーターに変化していました。
グリーンウォーターは一度完成すると、他の水で薄めても簡単にはなくなりませんので、丸いプラケースの中のグリーンウォーターの水換えをする際にも、本水槽の水をそのまま追加すればよいだけなので、取扱もとても簡単です。
丸いプラケースは稚魚の飼育や隔離にも万能ですが・・・。
この方法を使えば、冬場で屋外水槽のグリーンウォーターがなかなか作れない時でも、グリーンウォーターの素を室内環境で作れるため、必要であればお手軽簡単にグリーンウォーターを作ることが出来ます。
コトブキフラットLEDのようなLED照明であっても、水槽に浮かべている丸いプラケースは常に水槽の水面付近に浮かんでいる状態ですから、強力な光で常にその中の水が照射されているのがポイントで、LED照明を使ってもグリーンウォーターは作れます。
注意点としては、丸いプラケースは大変便利なんですけど、水換えの際などに注意しておかないと、完全にひっくり返ってしまって水槽の中に沈んでしまうこともあるため、一瞬ですべてを失ってしまいますので、それだけは気をつけておく必要があります。