メダカやミナミヌマエビの飼育をする際に、屋外水槽限定の話になるのですけど、最もお手軽かつ便利に共存できる水草といえば、ご存知ホテイアオイになります。
メダカの稚魚やミナミヌマエビの稚エビを特に選別なしで飼育している場合、ホテイアオイがあると無いでは全く生存率が異なりますし、卵の保護や餌場になるなど、至れり尽くせりなんですね。
そのような大変身近なホテイアオイなんですけど、本日ヤフーのトップニュース扱いになっていて、更には画像付きで掲載されていたので正直言って驚きました。
こちらのニュースのソースは以下のアドレスになりますが、将来的には削除される可能性もありますので、早めに見ておいたほうが良いかもしれません。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160720-00318063-agara-l30
何故ホテイアオイがニュースになったのか?
ここである疑問があるのですが、まさかのホテイアオイがヤフーのトップニュース扱いになっている件ですが、一体どのような理由でそのような騒ぎになっているかという件です。
ただし、こちらについてはとても簡単な理由であり、ニュースの記事を見るまでもなく長期間においてホテイアオイの育成をしている人なら誰でもわかる話ですね。
そうです・・・、ホテイアオイが増えすぎて湖や池、川を全て埋め尽くして、行政や管理者が大変困っているとか、生態系が破壊される可能性があるので、適切な対応をしないといけない・・・、これ以外にはありえないのです。
画像の無断転用はできませんし、このブログは文章のみしか記載しませんから、あれなんですけど、ニュース画像のホテイアオイは本当に池全てを埋め尽くしていて、大変な事になているようですね。
まさに、ホテイアオイの実力を見てしまったようなありきたりの写真でした。
ホテイアオイをネット販売したらいいのでは?
1株100円で売られているホテイアオイですから、こちらの池のホテイアオイを採取して、ネット販売などしたらなんとかなりそうなものなのでしょうけど、ホテイアオイだけを売っても利益にはならないのが痛いところですね。
一株100円のホテイアオイをネット販売したとしても、人件費や経費などがかさんでしまって、間違いなく赤字になりますので、ホテイアオイが一株1000円以上にならない限りは商用ベースで考えないほうが無難です。
ですから、対処方法としては、カバに食べさせるとかの動物駆除が良いのでしょうけど、ヤギの雑草駆除とは異なり、カバをその辺の池に移動させることは不可能ですから、こちらについては現実的ではありません。
日本にはカバのようなホテイアオイを積極的に食べる巨大な生き物はいません。
結局は、水場から引き上げてそのまま空き地などで乾燥させて肥料にするとか、焼却するとか、そう言った対処方法しか無いので、100%赤字になりますから、皆さん積極的に駆除すらできなくて困っている感じでしょうか?
もともとは、誰かが安易に池に処分したのが発端なんでしょうけど、それが長い年月を重ねて、そこに帰化してしまって、繁殖するのが当たり前になってしまっている訳ですから、完全駆除をするしか対応方法が無いのでしょうね。