ミナミヌマエビ飼育研究所

自宅で大繁殖させてみよう

屋外水槽のヒメタニシと桜の開花|日本原産のワビサビの理解者

冬場の寒い時期になると、屋外に設置している水槽中にいるメダカやミナミヌマエビたちは、水面が凍りつくような寒さの中、冷たくなった水槽の中で物陰に隠れて殆ど動かなくなり、目立たないようにじっとするようになります。

その際に、魚であるメダカはまだどこにいるのかが分かりやすいのですけど、ミナミヌマエビの場合はその個体が全くいなくなってしまったかの如く、本当に水槽の中にいるのかどうかもわからないくらいに見当たらなくなります。

実際にミナミヌマエビが水槽から消えている訳ではなくて、物陰にうまく潜んで天敵から身を守りながら、最低限の生きていくための餌を食べている状態ですから、水槽をかき回すと、どこにいたのか分からないくらいの大量のミナミヌマエビが出てきます。

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寒くなるとヒメタニシは荒木田土の中に潜って冬眠をします。

 

物陰に隠れるのが得意なミナミヌマエビは、その体を器用に使って流木や石、水草などの隙間にうまく隠れて潜んでいるのですが、更に隠れるのを得意としているのが、ヒメタニシになります。

ヒメタニシの場合は、その隠れ方がダイナミックであり、荒木田土の水槽であれば、荒木田土の中に潜っていきますし、大磯や赤玉土であっても、とにかく地面の中に潜って隠れる習性があります。

それで、地面の中に潜ってヒメタニシが何をしているかといえば、暖かくなるまで活発的な活動を停止する為、その間は地面の中に潜ってうまく天敵などから身を守りつつ休む訳なのですが、ドジョウも似たような行動を行います。

ミナミヌマエビやメダカは地面の中に潜っていくことは出来ませんから、目立たない場所を見つけて、そこでなるべくじっとして寒い時季を乗り越えるようにしています。

 

 

2016年にヒメタニシが地面から出てきたのは3月8日でした。

 

ここ最近は冬の気候でしたので、屋外に設置しているヒメタニシを飼育している水槽の中にはヒメタニシの姿が全く見えない状態が続いていて、正直言って水槽の中には何もいないような状態になっていました。

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厚めに敷き詰めている荒木田土の中に潜っているのでしょうから、何もいないように見えるのは当然なのでしょうけど、水深が深いドジョウも同時に飼育している荒木田土の水槽ですから、元々水槽の中はいつも濁っているといった事情もあります。

荒木田土の水槽の場合、水深が比較的浅い場合は、田んぼのようにきれいに澄んだ水を見る事ができるのですけど、ドジョウの繁殖や脱走を防ぐ為に40cm位の水深にしている場合は、視界は殆どない状態です。

このような視界が悪い水槽であっても、ヒメタニシは水槽のガラス面にくっつきながら移動をする習性がある為、ヒメタニシが活動しているのであればそれがすぐに分かるようになっているのですけど、本日3月8日、今年初めてヒメタニシが活動しているのが確認できました。

やっと潜っていた荒木田土から出てきたようです・・・。

本日は、とても暖かくて半袖でも過ごせるくらいに気候でしたから、ヒメタニシも春がきたと感じて長い冬眠から目覚めたのでしょうけど、温度を感知するセンサーのようなものが体についているのでしょうかね?

 

 

ヒメタニシが水槽で活動を開始したらもうすぐ桜が咲く季節。

 

同じ貝の仲間でも、外国原産のピンクラムズホーンなどは、本来は日本の気候には耐えられない貝のはずなんですけど、既に馴染んでしまって屋外水槽で一年中活発的に活動をしています。

しかし、元々日本原産のヒメタニシの場合は、寒くなると地面の中に潜り、桜が咲く少し前くらいに潜っていた地面の中から出てくるような習性になっている為、ヒメタニシをみかたらもうすぐ一斉に桜が開花を始めます。

いわゆる、お花見シーズンがやってくるということですから、屋外水槽にてヒメタニシを飼育されている方がいましたら、そろそろ活動していないかを日々チェックしていっても良いかもしれません。

ヒメタニシが一体どうやって春がやってきているのを察知しているのか分かりませんし、桜が毎年同じ時期に花を咲かせる仕組みもよく分かりませんけど、日本原産の生き物や植物木々は、ワビサビがあって大変風流でよろしいかと思われます。

外国産の生き物や植物にはこれがないことが多いのです。



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