メダカの稚魚の最も危険な天敵|グリーンウォーターの罠 前編

気温が暖かくなる5月位になると、メダカが毎日産卵を繰り返して大量に誕生してくるメダカの稚魚ですが、飼育者が意図的に卵や稚魚を親メダカから隔離しないとその殆どが親メダカに食べられてしまいます。

よって、メダカの稚魚の飼育をして増やしたい場合は、人の手で意図的にメダカの卵や稚魚を隔離管理して飼育する必要があります。

メダカ自体は他の捕食してくる魚に対しては対抗するすべがなくてめっぽう弱いのですが、純粋な環境の変化や水の汚れ、水温の変化等の他の魚が耐えられないような環境の変化には大変強い魚なので、そうそう簡単に死んでしまう事はありません。

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ただし、それは産卵ができるサイズになっているメダカの事であり、生まれて間もないメダカの稚魚の場合は、気を抜いているとあっという間に水槽から居なくなってしまいます。

 

 

メダカの稚魚が水槽から居なくなる原因とは?

 

メダカの稚魚が水槽から居なくなる原因としては、色々とあるのですが、その殆どが餌不足による餓死であり、小さなメダカの稚魚は餌を常に食べている必要がありますので、何度も餌を与える必要があります。

意図的に狭い水槽内にてメダカの稚魚を飼育している場合は、その中で自然に発生するミジンコや微生物のなどの個体数が全く足りないため、必ず飼育者が餌を与えないといけません。

1日3回から5回ほどに分けて、メダカの稚魚の大きさに合わせた適切な餌を与えることになるのですが、社会人の方であれば、なかなかそこまでの時間は取れない為、屋外水槽にて荒木田土を使って飼育をする方法もあります。

荒木田土は田んぼの土ですから、微生物やミジンコの卵なども豊富に含まれていることが多く、3cm程度の厚さに敷いて屋外水槽に設置すると、そのまま田んぼに近い環境になり、メダカの稚魚は特に餌を与えなくても生きていくことが可能です。

 

 

餌も与えているし水流もないのにメダカの稚魚が居なくなる?

 

きちんと回数を増やして餌を与えているし、メダカの稚魚の負担になるような水流もないのに、なぜかメダカの稚魚が居なくなってしまっているといった状態になった場合は、その理由を早めに特定しないと殆どのメダカの稚魚が居なくなってしまいます。

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原因不明でメダカの稚魚が居なくなることはありませんので、必ず何かしらの原因があるから、水槽から居なくなっているのですが、その際には最初に水槽の中のレイアウトを確認すると良いでしょう。

確認する水槽のレイアウトは以下の通りです。

(1)マツモやカモンバなどの水草が沢山増えている。

(2)グリーンウォーターで水が青汁のようにな濃いめの緑色になっている。

この二つの状態に関して、メダカの稚魚の飼育水槽で発生している場合は、メダカの稚魚が居なくなってしまう要因を飼育者自らが作ってしまっている状態ですから、早めに改善したほうが良いでしょう。

また、この二つの状態になっていることにより、共通のメダカの稚魚が居なくなる要因になってしまっていることが殆どになります。

 

 

グリーンウォーターが原因でメダカの稚魚がいなくなる?

 

グリーンウォーターとは、その名のとおり青汁のように緑色をした水のことであり、屋外水槽であればベアタンクの状態で水槽を放置しておくと、いつの間にかその状態になっていることがあります。

状況により、茶色系のグリーンウォーターになる場合もありますので、必ずしも緑色ではないのですが、一般的にはグリーンウォーターで統一されて表現されることが殆どです。

メダカの稚魚の飼育には、このグリーンウォーターでの飼育が最適と言われていて、水槽の中に植物性プランクトンが大量に発生している為、水槽の水が緑色になっているわけですから、餌が豊富で安定してメダカの稚魚が育ってくれるのです。

ですから、メダカの稚魚の飼育をする際にはグリーンウォーターで飼育をすれば安定して飼育ができる為、実際にそのようにな環境で飼育をしている人も多いのですが、慣れていない人にはこの環境こそがメダカの稚魚が消えてしまう原因なのです。

安定してメダカの稚魚が飼育できる、秘密兵器とも言えるグリーンウォーターなのですが、それが原因でメダカの稚魚がいなくなってしまうのであれば、本末転倒ですから、グリーンウォーターのデメリットも事前に知っておいたほうが良いことになります。

 

それでは次回後編に続きます。



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