コロナが広まりだして来たことから長期間、病院で治療してきたので、水槽の管理も2年程、殆どできていませんでした。それで、室内の水槽は問題ありませんでしたが、屋外の水槽では壊滅した水槽も多数あります。室内はエーハイムのフィルターが最強?
それで、屋外の水槽では長期間放置していたこともあり、すごい状態になっていた訳です。水が完全になくなっている水槽もあった位です。その中でも驚いたのが、サルビニア・ククラータという外来の水草を浮かべていた水槽で、もうすごい繁殖状態です。
水面をすべて埋め尽くすような状態で、ぎっちりと増えまくっていて、水中には太陽の光が全く入って来ないような状態ですね。それで、水の完全蒸発を防ぐことが出来たのか?、よくわかりませんけど、とにかく強い水草であっという間に爆発的に増える。
最強の水草!サルビニア・ククラータに注意せよ!
一般的に最強の水草といえば、ホテイアオイが有名で、夏場になると用水路とか貯水池で爆発的に大繁殖をして、業者が大規模な駆除をしないといけないなどの大問題が発生します。しかし、家庭の水槽ではホテイアオイは実はかなり弱い水草の一つです。
ホテイアオイの繁殖力自体は凄まじくて、水面に浮かべているだけであっという間に増殖するので、強い水草って印象があります。しかし、ホテイアオイは赤色のアブラムシに寄生されることが多く1株でも寄生されると、あっという間に壊滅してしまいます。
ここで、サルビニア・ククラータなんですけど、アブラムシ等の害虫の寄生ターゲットにされることもなく、天敵のような害虫もおらず、病気になることも無いようで、水面に浮かべておくだけで、あっという間に増殖して増えてしまいます。これが問題?
サルビニア・ククラータは毎週処分しないと駄目?
ホームセンターに行けば、サルビニア・ククラータって1株100円とか200円で販売されているので、捨てるのはもったいない?って感じるかもしれませんが、あまりに爆発的に増えすぎて水槽の水面をすべて覆ってしますので、水槽の管理上良くないのです。
太陽の光が水中に届かなくなると、水槽の魚とかエビにも健康上の問題が発生してしまいます。それでも生き残る個体もいる訳ですが、あまりよいものではない為、定期的にサルビニア・ククラータを処分しないといけなくなります。これが結構面倒くさい。
欠点は短期間で爆発的に増えすぎて困ってしまう・・・、これくらいで、育成方法は用意で、アブラムシの被害もなく、特に欠点はありません。また、荒木田土の水槽に浮かべていれば、根っこが10cm位伸びてエビの隠れ家とか餌場にもなるので便利です。
室内の水槽用でメダカの産卵床として最適。
サルビニア・ククラータは爆発的に増えて、環境によっては根っこも10cmくらいまでのびます。これは、メダカの産卵床としてかなり使いやすく、どうせ処分する水草ですから使い捨てでメダカの産卵に使えます。実際に使ってみた感じはとても扱いやすい。
朝、室内のメダカの水槽に適当に放り込んでおきます。翌日、サルビニア・ククラータを確認すると、メダカの卵が根っこに大量についているのでそれを捕獲してサテライトに移す。サルビニア・ククラータは再利用していき、使えなくなったら処分する流れ。
メダカの産卵床として使う分には良いのですが、一つ問題があって、屋外の水槽で育成した水草には小さな害虫が付着していることも多く、これが1回でも水槽に侵入するとリセットするしかなくなります。トリートメント対策ができないとお勧め出来ない。
太陽の光が照射される屋外で、荒木田土の水槽に浮かべておくだけでガンガン育つサルビニア・ククラータですが、室内に持っていくとLEDでは光量が足りないので、すぐに弱ってしまいます。増え過ぎるのは屋外の場合で、それを考えて購入がお勧めかな?