アクアリウムを行っているとそのうち必ず必要になってくるのが、水を入れる小さな水槽(容器)であり、稚魚を育てたり一時的に魚やエビを避難させたり、水合わせをしたりなど、あらゆる場所でこの小さな水槽が役に立ちます。
この小さな水槽というのは、あくまで水をためる為の補助用の容器であり、別に本格的な水槽である必要性は全くありませんので、大抵の場合は市販のプラケースなどを利用されている方が多いようです。
プラケースを補助用の水槽として利用している人は結構多いのです。
プラケースの場合は作りがしっかりしていて蓋も付いている為、レッドビーシュリンプの水槽の中に獰猛なナマズなどを一時保管するような場合に、蓋をしたプラケースをそのまま水槽に沈めていることもペットショップではよくあります。
恐らく、ペットショップやホームセンターの熱帯魚コーナーで、水槽の中にプラケースが沈んでいて、その中にナマズやスネークヘッドの子供がいるのを見たことがある人も多いのでは無いでしょうか?
結構便利な飼育方法ですけど、あくまで短期的であるとか販売用の魚を展示する為に行う方法であり、長期的な飼育には当然全く向いていませんので、あしからず。
小さな水槽というのはスーパーに行けば沢山あるのをご存知でしょうか?
水を入れることができて透明な小さな水槽になると、大抵はプラケースをイメージする人が多いでしょうし、実際にプラケースを使っている人も多いのですが、プラケースも数が増えてくるとあまり安い金額で無いことや、できれば費用を掛けたく無いけど容器が欲しい場合もあります。
その場合に水槽補助用容器の調達先として便利な場所が、世の中の誰もが利用しているスーパーになります。
お近くのスーパーに行けば、水槽の補助的な飼育器具として利用出来る多種多様な容器が本当に沢山ありますし、それらも全て無料で手に入れることが出来ますから大変便利なのです。
スーパーに行ってもプラケースのような容器は一度も見たことが無いと思う方も多いかもしれませんけど、一体スーパーのどこに行けばそんなに沢山の便利な容器があるのでしょうか?
スーパーで売られている食品のパッケージがそのまま容器になります。
スーパーというのは基本的に食品類をメインに扱っていて、野菜とか肉、魚などの生鮮食料品から加工食品、総菜や保存食品など、いろいろな食品類を扱っているのですけど、食品というのは大抵は何らかのパッケージに入れられています。
また、食品関係のパッケージというのは薄くて透明で結構頑丈なものが多くて、更には蓋が付いているものが多いですから、それの空になった容器を水で洗浄すれば普通に補助用の水槽として利用出来る訳です。
これが使ってみると結構便利な容器が沢山ありますので、それらをそのまま使ったり、加工したりして利用するだけで、水槽の補助用の容器として無料で利用できますし、これらは本来そのまま廃棄するゴミですから、リサイクルにもなる訳ですね。
環境問題に興味を持つきっかけにもなるかもしれません。
まあ、結局最後はゴミとして処分されることになるのですけど、それにしても長期間利用出来るものですから、大量にゴミが投棄される要因を防ぐことに協力していることにもなりますので、一応社会貢献も兼ねています。
食品の容器の特徴としては、必ず中身が見えていないといけないことや、上下に同じ食品を詰め混んで梱包する為、重ねやすい形状になっているものが多いですから、水槽のお供として利用しないほうがもったいないと言えます。
キムチや味噌などのパッケージだと、匂いがきついから水槽用の補助的な容器として利用できないのでは?と思われるかもしれませんが、きれいに水洗いしたら全く問題ありませんから大丈夫です。
水槽として再利用できる容器としては有名なのが2リットルのペットボトルになるのですけど、ペットボトルの場合は必ず面倒な加工をしないといけませんが、食品のパッケージなら無加工で大丈夫ですからお子さんでも安心ですね。