メダカの稚魚の大きさを揃える方法|サテライトL

メダカは早ければ、卵から生まれて3ヶ月位から産卵可能な体になり、5月から9月くらいの期間であれば、それから毎日ように卵を産み始めることになります。

成長の遅い個体と、成長の早い個体の個体差がありますので、成長が遅い個体はなかなか産卵できる状態にならない場合もあります。

もちろん、室内水槽にて温度管理をしている水槽であれば、適切な照明の照射時間さえ産卵に問題のない10時間前後にしていると、毎日ように卵を産むことが可能です。

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ただし、室内水槽で飼育しているメダカについては、親メダカが片っぱしから卵を食べてしまう確率が屋外水槽よりも高いようなので、意図的に産卵用に水草のマツモを毎日入れかえるか、産卵床であるシェロを利用するなどの工夫が必要になります。

室内水槽でのメダカの飼育は、メダカの稚魚のシェルターになるホテイアオイや睡蓮などの屋外でしか生育できない植物を育てることができませんから、意図的に隔離をさせないとあっという間に餌になってしまいます。

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屋外水槽であってもメダカの稚魚の飼育には手間暇がかかります。

 

基本的に、メダカの稚魚というのは他の魚の稚魚と同様に、生まれたばかりというのは大変扱いに難しいデリケートな魚ですから、親メダカと同じような飼育方法ではその殆どが生き残ることが出来ません。

海水魚の稚魚の飼育と比べれば、メダカの稚魚の飼育難易度は簡単な部類だとはいえ、最低限度、適切に餌を与え続けないといけませんので、それができない場合は、大半の稚魚が大きく育つことなく水槽から消えていきます。

メダカの稚魚を飼育する方法は、水流を作らないこと、餌を毎日何度も与え続けることだけなのですが、普通の生活をしている人であれば、1日に何度も餌を与えること自体が大変なのです。

そこで、グリーンウォーターであったり、荒木田土を敷き詰めた水槽で田んぼの環境を作り、自然にメダカの稚魚の餌が発生する環境を作って、そこで稚魚を飼育すると、餌を与える回数が大幅に減るため、稚魚の生存率が高くなるといった状態になります。

グリーンウォーターの制作には若干の時間がかかりますが、荒木田土を敷き詰めて田んぼの環境を作るのは簡単にできますので、忙しい方にはお勧めできる方法です。

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屋外水槽でメダカの稚魚を育てると必ず出てくる問題とは?

 

基本的にメダカの稚魚を安定して育てる環境といえば、屋外に設置している自然の田んぼに近いような状態の水槽になるのですが、そこで飼育をしていると当然自然で育っているメダカの稚魚に近いような状態になります。

早い話が、成長が早いすぎる個体、成長が遅い個体の差が著しく異なる状態になってしまって、グリーンウォーターなどで飼育をしてる場合は、水槽の中が殆ど見えずにいつの間にやら、一匹を除いたメダカの稚魚がいなくなってしまうことすらあります。

太陽の光により、室内水槽よりも安定して微生物やプランクトンが自然発生する屋外水槽であるから、メダカの稚魚も安定して育つ訳ですから、当然ながら、それらの餌をたくさん食べている個体ほど早く大きくなるのです。

また、ある程度の大きさになると、生まれたばかりのメダカの稚魚を襲うようになりますので、それを捕食することにより、ますます大きさが大きくなるといった状態になります。

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ですから、定期的に水槽の中をチェックして、他よりも早くに大きくなったメダカの稚魚と、まだまだ成長が遅いメダカの稚魚を隔離していかないといけません。

 

 

メダカの稚魚の飼育とエーハイム オートフィーダー。

 

屋外水槽にて、田んぼに近い状態で安定して飼育しているとメダカの稚魚の大きさにばらつきが出てきますので、その際には稚魚の大きさに合わせて水槽を隔離するなどの作業が必要になります。

屋外水槽というのは、それだけプランクトンや微生物が大量に発生する環境ということですから、こちらについては自然でもそうなっているのですから、仕方がないといえます。

ただ、やはりどうしても生まれてきたメダカの稚魚の大きさを揃えたいといった人も出てくるのが世の中ですから、その際にはどうすれば良いか?を知っていると色々と便利ですのでその方法についてご説明いたします。

まず、メダカの稚魚の大きさを揃えるには、屋外飼育ではなくて室内飼育を行いますので、グリーンウォーターや荒木田土といった秘密兵器を使って稚魚を安定して育てることができません。

よって、1日に何度も餌を与えないといけない手間暇が発生しますので、そちらに関しては負担が増えるかもしれませんが、室内水槽の場合はエーハイム オートフィーダーが使えますので、うまく設定すれば楽々の飼育ができます。

ただし、エーハイム オートフィーダーはメダカの稚魚用の細い粉末の餌を与えるような仕様にはなっていない為、そのまま使っていると大量の餌を水槽内に投入して、水質を悪化させる要因になってしまいますので、ご注意ください。

方法としては、エーハイム オートフィーダーにセロハンテープを貼り付けて、餌が出てくる部分を小さくすることにより、細かな餌でも利用できるようになるのですが、結構調整が難しいですから、普通に餌を与えたほうが良いかもしれません。

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メダカの稚魚の大きさを揃える方法。

 

メダカの稚魚の大きさを揃えて成長させるには、プランクトンや微生物が大量発生しない室内水槽で育てないといけない為、若干難易度が高くなりますが、基本的には安定した水槽であれば、餌の与え方のみで大丈夫です。

室内水槽にてサテライトLを使い、その中でメダカの稚魚を育てると、殆ど同じくらいの大きさになり、1年経過しても、ほぼ全ての個体が同じ大きさのまま大きくなっていきますので、結構見た目が綺麗です。

サテライトLを使っていて、エーハイム オートフィーダーから餌を自動で与えるのは結構コツが必要になってくるのですが、慣れてくると特に問題なく稼働させることが可能です。

サテライトSで飼育した場合は、どうしても生存率が低くなってしまうようですから、メダカの稚魚の大きさを揃えて飼育したい場合は、サテライトLを購入して、それを室内のメインの水槽に取り付けて、メダカ専用の飼育水槽として稼働させると良いでしょう。

屋外で生まれたメダカの稚魚を、室内のサテライトLに移動させる際には温度差や水質の差に注意が必要なのですが、卵の段階で移動させる場合は、そこまでシビアになる必要もないので、卵の段階でサテライトLに移しておくと後々楽になります。

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