メダカの餌で最強を上げると、ブラインシュリンプがダントツでお勧めの餌になるんですけど、ブラインシュリンプ最大の問題点は、卵から孵化させるのに24時間ほどの時間がかかってしまうこと、水温も25度以上、ソイルも必要になることなど面倒です。
それと比較して、別にメダカの餌というわけではありませんが、栄養価が高く、メダカが直ぐに追いかけ回す餌として、カワムシってのがいるんですが、このカワムシはメダカに限らず日本の淡水魚にとっては、最高のごちそうなので、どの魚もよく食べます。
カワムシについては、川に行ってイワナやアマゴが川にいた場合、カワムシを捕獲して餌にすれば、相当な食いつきが良い餌でよく釣りに使われているんですけど、飼育している魚の餌としては、毎日川で捕獲しないといけないので、それが面倒になります。
最強のメダカの餌の一つ?カワムシを捕獲する方法。
カワムシはお店やホームセンター等では販売されていませんので、必要になったら近くの川に行って捕獲しないといけませんので、毎日魚の餌として与える場合、近くに川が無いといけないのですが、子供の頃、実家の目の前が川だったので捕獲は容易でした。
カワムシと言っても色々と種類が居て、ムカデのような大型タイプもいれば、小さなエビのような形状をしたものもいるんですが、捕獲方法はとても簡単で、川の石を持ち上げれば、その裏側に大量にカワムシがくっついているので、後はそれをとるだけです。
メダカ用の餌としては、カゲロウのカワムシであれば、大きさも小さく、カブトガニとエビが合体したような見た目なので、女性でも抵抗はないと思いますが、大型のカワムシの場合、ムカデみたいな大きなタイプも居るので、女性は苦手って人が多いですね。
日本の淡水魚はどの魚もカワムシが大好きです。
日本の淡水魚を釣る場合、餌はその地元の川の石の裏側に張り付いているカワムシを使えば最高って言われるくらい、カワムシは淡水魚なら大好きなので、カワムシを釣り餌に使った場合、入れ食いで大きな魚が釣れることも多いですからカワムシは最高です。
基本的にカワムシは川の中にある、石の裏側に生息しているので、魚はなかなか食べることは出来ないのですが、そのカワムシが水中に浮かんでいると・・・、魚はあまりの嬉しさのため、問答無用でパクっと食いついてしまう訳ですが、それくらいの餌です。
ただし、メダカの餌用として使えるカワムシは小型のカゲロウの幼生のみであり、その他のカワムシは大きくて、メダカよりも大きなタイプすら居ますので、そういったカワムシはイワナとかアマゴなどを釣る際の餌として使えて、飼育用の餌にもなります。
近くに川があればカワムシを捕獲するのもありです。
ブラインシュリンプは日本の河川で捕獲するのは無理ですが、カワムシならどの川でも沢山いますので、一晩石を川に沈めるだけで、翌日には石の裏側にカワムシが沢山張り付いているので、それをバケツの中に入れて、自宅に持ち帰って魚の餌に使います。
ただし、近くに川が必要でカワムシの養殖は出来ないと言うか、相当なコストを掛けて、そこまでするメリットもないですから、近くに川がない人はカワムシを捕獲するのが難しいので無難にブラインシュリンプを孵化させて、餌として与えるのがよいです。
ただし、カワムシを水槽に餌として投入する場合、最大の問題があって、弱らせて水槽に入れないと、元気よく泳いで直ぐに水草や流木、ソイルの隙間に隠れてしまい、餌にならないですから、餌として使う場合、その場で締めてから水槽に餌として投入です。