熱帯魚やメダカの稚魚飼育は何故ベアタンクなの?

熱帯魚やメダカの稚魚の飼育をする際に、お勧めの環境はベアタンクになるんですど、何故?ベアタンクが良いのですか?との質問を頂きましたので、稚魚の繁殖・飼育をする際に、ベアタンクが良い理由について、色々とご説明していきたいと思います。

最初にベアタンクって何って人もいるかと思いますけど、これは水槽の中に砂利やソイルなどを一切入れ何状態の事をベアタンクといい、通常はアロワナ等の大型魚の飼育水槽でよく見られるんですが、目的としては水槽内を清潔にする為に何もしきません。

大型魚は極端に水を汚しますので、砂利やソイル等を敷くと、そこに汚れたがまり安くなり、水が急激に悪化するのを防ぐ目的でベアタンクにするのですが、ソイルなどをしか無いとろ過能力が低くなりますが、それは大型のオーバーフローですので無問題。

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熱帯魚やメダカの稚魚飼育は何故ベアタンクなの?

 

何故、熱帯魚やメダカの稚魚の飼育も大型魚と同様にベアタンクが良いのか?といえば、これも目的は全く同じで、水槽内が汚れにくくする為、ゴミなどが溜まらないようにする為なんですけど、更に稚魚の場合はベアタンクの方が見やすい事もあります。

稚魚の場合、体がとても小さく、透明とか半透明の個体が圧倒的に多く、ソイルや砂利、水草などをいれてしまうと、稚魚が分かりにくくなりますし、ベアタンクのほうが扱いやすく、稚魚の健康状態(餌を食べるとお腹が透けて見える)の確認も容易です。

更に稚魚の水槽の場合、食べきれないくらいの大量の餌を与えないと、稚魚は熱帯魚やメダカに限らず、餌を食べるのが下手くそなので、普通の感覚で餌を与えていると、餓死してしまう個体が出てきますから、そうなると水槽内にある生き物が発生します。

 

 

稚魚の飼育水槽で発生するあの生き物の正体は?

 

稚魚の飼育をする際に、水槽内に大量の餌を投入するので、ハマチのいけすのような状態になっていくんですけど、その際には何処からやってきたのか、プラナリアが自然発生する事が多く、プラナリアが水槽内でウネウネしていると気持ち悪いので大変です。

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実はプラナリア自体は、綺麗な水場でしか生きれませんので、プラナリアが発生している水槽自体は濾過フィルターは安定している証拠になるんですが、プラナリアが発生している時点で、餌を過剰に与えている状態なので、餌のやりすぎという事になります。

しかし、稚魚の飼育には餌のやりすぎくらいにしないと、餓死したり共食いすら平気でする個体も多いですから、やりすぎた餌は腐敗する前にスポイトで除去をして管理者が綺麗にするのが基本になるので、この定期作業の場合でもベアタンクが便利なのです。

 

 

稚魚の飼育にはスドーのサテライトLがお勧めです。

 

熱帯魚やメダカの稚魚の飼育をする場合、他の親個体とは隔離するのが基本なのですが、稚魚用の水槽は大きすぎても扱いが難しくなりますしプラケースなどの小さな水槽であれば、水温や水質の維持が難しくなってしまうので、サテライトLがお勧めです。

サテライトLを使えば、取り付けている本水槽で水槽クーラーが稼働していると、水質だけでなく水温も維持しやすくなりますし、汚れや食べ残した餌なども本水槽に流れて他の魚やエビが勝手に処理をしてくれますから、稚魚の飼育の際には必須ですね。

メダカの稚魚もそうなんですが、インペリアルゼブラプレコやオトシンネグロの稚魚の飼育をする際にもサテライトLがあると本当に簡単に生存率を高めることが出来ますし、餌のブラインシュリンプも与えやすい環境が揃っているので、いつも使ってます。

注意点としてはサテライトLは本水槽の水を循環させていますが、容量が2リットルしかなく、エアーポンプで水を循環させる仕組みなので、極端に水温と室温が異なる場合、サテライトL内の水温が不安定になることがあり、その際には注意が必要です。



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