育成が容易なウィローモスが枯れてしまう理由

水草の中でも高い人気を誇っているのがウィローモスと呼ばれている苔の仲間であり、育成も容易で価格はマツモやカモンバ等と比較すると若干割高になりますので、お得感はありませんが、苔の仲間ですから僅かな水と適当な光があればガンガン育ちます。

ウィローモスの種類には南米ウィローモスと呼ばれているタイプの物があり、これは成長をするとジェラシックパークのようなシダ系の形状で大きく育つことから、見た目的な効果も相まって、レッドビーシュリンプの飼育水槽では好んでレイアウトされます。

この、簡単に育つことから増やすのが容易なウィローモスなんですが、何故かウィローモスがあ毎回うまく育たないし、何回やっても駄目ですとのご相談を受けましたので、ウィローモスがうまく育たない原因と対策方法について、簡単にまとめてみました。

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育成が容易なウィローモスが枯れてしまう理由。

 

ウィローモスは苔の仲間なので、育成がとても容易で光量も最低限度あれば問題ないと言われていて、実際にしっかりと育った流木や石に絡みついているウィローモスであれば、水槽から取り出して暫く乾燥させた後でも、水に入れるとまた復活する位です。

しかし、何故かウィローモスがうまく育たないし、毎回ホームセンターで購入しても枯れてしまう原因ですが、日本国内でしたら水温は問題なることは殆なくて、水槽の水質に問題があるので、ウィローモスが枯れてしまうケースが圧倒的に多いようです。

ちなみに、ウィローモスがうまく育たないとか、何故か枯れてしまう水槽の場合、レッドビーシュリンプが繁殖をすることはなく、かなり早い段階で死んでしまいますが、ミナミヌマエビやメダカは生命力が強いので、なんとかギリギリで飼育が可能なのです。

 

 

水温が低すぎたり高すぎるとウィローモスはどうなる?

 

これも環境や個体差でかなり差が出るんですが、私の水槽の環境ではヒーターや水槽クーラーを全く設置していない室内の水槽でも、ウィローモスはガンガン成長をしていいきますので、一年中増え続けていて、定期的にトリミングをして捨てている位です。

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ただ、あまりに水温が低くなると成長をしなくなったり、逆に高くなっても弱ったりする場合もあるかもしれませんが、それでうまく育たないとか、すぐに枯れてしまうことはなく、ウィローモスが枯れるとか育たない最大の要因はやはり飼育水にありますね。

飼育水の問題については、大抵がろ過フィルターが容量不足、もしくは汚れて目詰まりをしてしまい、正しくろ過フィルターが機能していない事が殆どなので、まず最初にろ過フィルターの点検をしてみて、それでも改善しない場合はエーハイムの追加です。

 

 

ウィローモスの育成にはエーハイム2213がお勧めな理由。

 

エーハイムの外部式フィルターには色々と種類がありますが、60㎝以下の水槽でウィローモスを育成する場合、2213を選択していれば、まずトラブルになることはありませんので2213を追加するか、それでも枯れてしまうならサブフィルターの追加です。

価格が安い投げ込み式とか外掛け式のろ過フィルターは容量が少ないって問題もありますが、水草の育成をする場合、二酸化炭素を逃さないエーハイム系の外部式フィルターが最も効率がよいですので、大抵のトラブル時には2213の追加で問題は解決します。

後は、エビやメダカなどの小魚が適当に水槽内にいたほうが、水草が元気に育ちますし、ウィローモスに二酸化炭素の供給はまず必要ありませんから、好きなエビや小魚を適当に追加して、2213が正しく可動していれば、ウィローモスはガンガン育ちます。

ただし、水槽全体を埋め尽くす状態までは育つことは内容で、ウィローモスもDNAレベルでそうすると自分たちもうまく育たなくなるのを知っているのかもしれませんが、ある程度水槽内で育成してくると、それ以上は大きく育たなくなるのがすごい所です。



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