レアな生き物を飼育したかったら田んぼのカブトエビ

レアでちょっと変わった生き物を飼育したい場合、アクアリウムショップに行けば、タライロン等の怪魚が展示販売されていますが、価格も高く飼育も難しく、巨大な水槽設備が必要になりますので、普通の人には敷居が高すぎますからお勧めは出来ません。

そこで、誰でも簡単に飼育ができて、更には無料で入手できるレアな生き物っていないの?ってなった時、人によってはミナミヌマエビやメダカがレアになるかもしれませんが、田んぼに行けばカブトエビがいますので、捕獲して飼育すると結構楽しいです。

カブトエビって海にいるあの兜被った奴でしょう?って思う人もいるかも知れませんが、それはカブトガニになりますので、名前がよく似ていますが、カブトエビはとても小さいながらも、ジェラシックパーク的な出で立ちをしていますからレアな奴です。

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レアな生き物を飼育したかったら田んぼのカブトエビ。

 

カブトエビって本当に田んぼにいるの?ってなるんですが、元々は日本には生息していなかった生き物らしいのですけど、現在は日本国内の田んぼに行けば大抵見ることが出来ますので、子供の頃に田んぼでカブトエビを捕まえて遊んでいた人もいるはずです。

海に生息している巨大なカブトガニは確か勝手に捕獲できない生き物になっている記憶があるのですが、カブトガニは青色の血液をしていて、その血液が相当な高価な価格で取引されているので希少性があり、医療の分野で利用されている等の事情もあります。

しかし、田んぼで生息している小さなカブトエビは商業的な価値が全く無いので、勝手に捕まえて飼育をしても何ら問題がありませんし、何より無料で捕獲し放題で自宅で簡単に飼育も出来ますし繁殖も出来ますので、興味があれば是非飼育したいところです。

 

 

カブトエビは巨大なミジンコと思えば分かりやすい生き物。

 

恐竜が生きていた時代を想像させるその独特の形状をしているカブトエビですが、実はカブトエビはミジンコの仲間に分類されていますので、巨大なミジンコと思えば田んぼに沢山繁殖しているのも分かりやすいですし、卵が乾燥に強いのもよく分かりますね。

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田んぼで夏ころに大発生するカブトエビは、その後の産卵後に田んぼに卵を大量に産み付けて、その卵が田んぼの土の中に混ざっていき、水を抜いた乾燥後でも卵は強力に保護されて生きていて、この辺りはブラインシュリンプの卵と似たような感じですね。

そうそう、ブラインシュリンプって活餌の卵がアクアリウムショップで売られていて、インペリアルゼブラプレコの稚魚やネオンテトラの稚魚の飼育の際の餌になるんですけど、このブラインシュリンプも飼育していると巨大に成長してアノマロカリス状態。

 

 

生きた化石カブトガニは扱いが難しくてもカブトエビは簡単。

 

個人的には野生のカブトガニを捕まえて飼育をしてみたいのですが、日本国内で野生個体の捕獲は出来ないと記憶していますので、海外産の輸入個体しか飼育できないはずですし、一度もカブトガニの飼育をしたこともないので、完全のロマンの世界の生き物。

しかし、カブトエビは捕獲も田んぼに行けば大量に発生していて、田んぼの所有者に確認を取る必要がありますので、それはしておく必要がありますが、別に田んぼを荒らすわけでもなくカブトエビを捕獲するだけでしたらお菓子でも持参すれば大抵笑顔です。

ですから、ちょっと変わったレアな生き物を飼育してみたい場合、カブトエビはかなりお勧めで見た目もジェラシックパーク的な出で立ちですから小さなお子さんなどの飼育にも最適なのですが、実はカブトエビはAmazonでいつでも購入することが可能です。

カブトエビは生きた状態での郵送などは大変難しいのですが、ブラインシュリンプと同じく卵の状態で長期保管が可能なので、田んぼから水がなくなっても土の中で卵が生きている訳ですから、田んぼに行けない場合はAmazonでカブトエビを購入しましょう。



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Updated: 2018年10月16日 — 2:25 PM