ドジョウが餌?ホームセンターで購入出来るタガメの飼育がお勧め

ホームセンターに行くと大抵はペットコーナーがあり、その中にアクアリウムの結構広大なスペースが用意されていることが多いのですが、ホームセンターで水槽が沢山展示されているのを見て、ついついカクレクマノミやネオンテトラを見入る人も多いです。

その中でもホームセンターのアクアリウムコーナーには一般的な熱帯魚専門店では売られていないタイプの生き物が展示されていることがあって、私がよく行くビバホームというホームセンターではタガメが不定期で3000円から5000円前後で売られています。

タガメって日本原産の多分、最強の部類に入る昆虫のことで、NHKのダーウィンが来たでも放送していましたが、なんと昆虫なのにニホンマムシを襲って食べてしまうという、とんでもない強さを秘めていて、田んぼの生き物の中でも最強クラスの昆虫です。

 

 

ドジョウが餌?ホームセンターで購入出来るタガメの飼育がお勧め。

 

ホームセンターのビバホームで、本当に不定期で売られていることがあるタガメなんですけど、プラケースに入れられて水草の展示コーナーの上の方に陳列されていることが多いので、気が付かない人も多いのですが、直ぐに売り切れてしまう程の人気です。

その理由は、タガメ自体が早々珍しい昆虫になってしまっていて、天然のタガメを捕獲することは東京では先ず不可能に近いとも言えますし、地方でもタガメって希少性が高く容易には捕まえれないのと、最強の昆虫ということで興味を持つ人も多いようです。

なので、ビバホーム等のホームセンターで偶然、タガメが売られているのを見たら、即購入するのがお勧めであり、昆虫が3000円以上ってのは高く感じるかもしれませんが、ドジョウも餌として食べてしまう位のタガメの飼育をしていると結構楽しいです。

 

 

タガメの飼育方法はメダカやエビの飼育をしている人なら余裕。

 

タガメは最強の昆虫って言われているほど強い昆虫なので、飼育方法はメダカやエビの飼育をしている人なら余裕ですし、夏場に関しては水槽クーラーが必須になる事が多いのですが、水温は25度前後に保てるのであれば、プラケース等でも飼育が可能です。

長期飼育をする場合、60cm規格水槽であれば、タガメのペアの飼育も余裕で行なえますが、田んぼで生息しているのを見れば分かりますが、メダカ同様に強い水流が苦手なのでエーハイム2213とナチュラルフローパイプは必須になると思ってください。

マムシを餌として用意するのは難しいでしょうけど、餌用のドジョウを水槽に入れると、強力なカマ?前足?でガッチリと抑え込んで食べてしまいますし、増えすぎて困っているメダカも餌になりますから増えすぎるメダカとは相性が良い生き物になります。

 

 

かなり水を汚しますし動かないのですが空を飛ぶので要注意。

 

タガメを水槽で飼育する際に、最も注意することは水を極端に汚す昆虫であることもそうなんですけど、実はこのタガメってのは空を飛ぶことが出来ますから、水槽の蓋が必須になりますので、蓋がない縁無し水槽で飼育していると夜中に脱走してしまいます。

しかも、かなりの長距離と飛ぶことが出来ますから、フタ無しで飼育していると翌日には見当たらなくなっており、部屋の中を探しても隙間などに隠れてしまい、何処にいるのかすら分からなくなりかねませんので、タガメの飼育では蓋が必須になります。

後は、60cm水槽であれば、必ずタガメの足場になる立体的に増えていくマツモ等の水草を入れておけばよく、夏場は水槽クーラーが必要になりますが、ペアで飼育することも可能なので、自然界で捕まえることが難しく希少性が高い昆虫も偶にはお薦めです。