ブラインシュリンプが誕生した卵の殻は分離が必要

ここ最近、オトシンネグロが産卵を開始して稚魚が生まれてきたので、久しく使っていなかったブラインシュリンプの卵を孵化させているのですが、5年前に開封して冷蔵庫で保管していた古い卵も普通に孵化しています。

ただし、24時間では殆ど孵化しないようですし、48時間以上かかって順調に孵化をする感じですから、水温が23度と低いことも影響しているのかもしれませんが、新しいブラインシュリンプの卵よりも孵化には時間がかかるのかもしれません。

よって、5年が経過した開封済みのブラインシュリンプの卵であってもその殆どが孵化する状態ですから、如何に使いやすくて強い餌なのかがよくわかるのですけど、ブラインシュリンプを餌として利用する場合とても厄介なことがあります。

 

 

ブラインシュリンプと卵の殻を分離しないといけない。

 

ブラインシュリンプというのは、長期間の保管ができる上に価格も安くて、どの様な魚の稚魚であっても食いつきが良くて栄養価も高い餌ですから、大変便利に利用することが出来るのですが、毎日孵化させるのは結構手間ひまがかかります。

手間暇がかかると言っても、ペットボトルを改造した水槽に塩と水道水、ブラインシュリンプの卵を入れてエアレーションをして翌日まで放置しておくだけなのですが、実はその後に卵とブラインシュリンプを分離しないといけません。

また、ブラインシュリンプは海水(汽水)の状態でないと孵化しませんし、長期間生きていくこともできませんから、孵化したブラインシュリンプをペットボトルの水ごと水槽に入れることも出来ません。

 

 

ブラインシュリンプの卵の殻を水槽に入れない様に注意する。

 

それ以前に、ブラインシュリンプの卵の殻は必ず隔離して水槽にはなるべく入れない様にしないと、バクテリアなどでも容易に分解されない物質になっているらしくて、その後は水槽の中にどんどん蓄積されてしまいます。

その為、孵化したブラインシュリンプを海水と卵の殻から分離するわけなのですが、これが結構厄介といいますかとても面倒なので、なんとかしたいと思ってしまうわけなのです。

ペットボトルを改造して、ブラインシュリンプと卵の殻を分離する容器を作ったり市販の分離用の容器を用意しても良いのですが、それを使うにしても結構時間がかかりますし、大量のブラインシュリンプが湧いている様な状況でなければ、そこまでの必要もありません。

ある程度のブラインシュリンプが湧いていて、その餌が必要な稚魚が10匹程度の場合で、少しずつブラインシュリンプを餌として稚魚に与える場合は、もう少し小回りが利く方法で何とか卵の殻と分離したい訳です。

ブラインシュリンプは沸かすのも面倒なのですが、その後の分離作業も毎回面倒で嫌になりそうなのですが、その簡単でこまめな分離方法について、とても簡単お手軽に出来る方法がありますので、そちらを次回に書いてみたいと思います。