3月末から4月位に気温が高くなると、金魚が大量に卵を産卵して、その卵が孵化をするわけですが、メダカの比では無いくらいに大量の金魚の稚魚が水槽で泳いでいるのを見て驚く人も少なくなくて、金魚の繁殖力の強さは本当に凄いものがある訳ですね。
水槽内で金魚の稚魚が誕生した場合ですが、早めに親の金魚とは隔離しておいたほうが良くて、そのままにしておくと親金魚に稚魚が食べられてしまいますから、新しい水槽を用意してから、金魚の稚魚専用の環境で飼育をしていくのが一番良い方法です。
ただし、金魚の稚魚は半端ない数が一度に誕生することが多いので、全ての稚魚を育てようとすると、水槽が無限に必要になりますから、ある程度は割り切って全ての金魚の稚魚を育てるのではなくて、管理できるくらいの稚魚を育てる気持ちで大丈夫です。
大量に孵化した金魚の稚魚の餌はメダカの餌で大丈夫?
金魚を飼育していると、3月末くらいから4月くらいになると、大量に稚魚が水槽に誕生しているのを見て驚き、そこで初めて金魚が産卵している事を知る人が多いのですが、問題は金魚の稚魚はメダカの稚魚と同じく小さいので餌はどうするって疑問です。
結論から言えば、金魚はメダカ以上の雑食ですから、小さな金魚の稚魚に与える餌はメダカの餌で全然問題がなく、めだかの稚魚専用の大変細かい粉末状の餌をホームセンターで購入しておけば、それを与えることにより、金魚の稚魚を育てることが出来ます。
金魚の稚魚は大変成長が早く、めだかの稚魚よりも飼育がしやすいのですが、結構大量な数が孵化する事から、水槽の容量やろ過能力を考えて稚魚を育てていかないと、直ぐに水槽の限界に達してしまいますので、その点はよく考えて飼育をしていきます。
メダカの稚魚用の餌を金魚の稚魚が食べない場合はどうする?
通常において、これまでの経験上、インペリアルゼブラプレコとか、オトシンネグロとかの稚魚であれば、人工餌は全く食べないので、ブラインシュリンプを毎日孵化させて生き餌を与える必要があるのですが、金魚の稚魚は普通は人工餌でもよく食べます。
しかし、万が一、金魚の稚魚がメダカの稚魚用の餌を食べない場合は、やはりブラインシュリンプを餌として与えるのが妥当であり、ブラインシュリンプでしたら、食べない魚の稚魚は先ずいませんから、様子を見てみて人工餌を食べるかを確認します。
ブラインシュリンプはあらゆる魚の稚魚の餌として有用性があるのですが、どうしても毎日24時間くらいの時間をかけて孵化させないといけない手間暇がある都合上、初心者の人には扱いにくいことがあるので、出来れば人工餌で飼育をしたい所ですね。
金色パッケージの半生のメダカの餌なら価格も安くてお勧め。
メダカの稚魚専用の餌は、大変細かい粉末になっているので、金魚の稚魚にもそのまま与えることが出来ることから、扱いやすいメリットがあるのですが、価格が高めで量も少なく、金魚の稚魚がある程度成長してくるとどうしてもボリューム感が足りません。
そこで、お勧めなのが金色パッケージで分かりやすい半生タイプのヒカリの産卵用のメダカの餌であり、この餌は半生タイプなので指で簡単に超細かい粉末にすりつぶすことが出来ることと、栄養価も高く、稚魚の食いつきがよいのと、ボリュームもあります。
メダカの稚魚専用の餌よりも大きい粒になりますから、金魚の稚魚がある程度成長をしていても、そのまま与え続けることが出来る事から、個人的にはこの餌を皆さんにお勧めしていますし、130gのパックは本当に大きいので長持ちをさせることが出来ます。
半生餌なので指で用意に細かい粉末状にすりつぶすことが出来るとは言え、それが面倒だと感じる人であれば、最初から細かい粉末状にしている稚魚専用のメダカの餌を購入したほうが良いでしょうし、最高の栄養価はブラインシュリンプになる感じですね。