メダカを飼育していると安定してくれば毎日のように産卵をすることになり、管理者が意図的に卵を保護するようになれば、大量のメダカの稚魚が誕生してくることになるのですが、そこで気になるのがメダカの稚魚の色は何色なのか?と言った疑問です。
実際のメダカの孵化したばかりの針子と呼ばれている稚魚は、シロウオのような透明な体をしていて色が全くついておらず、親のメダカの色を引き継でいるのかどうかもパット見で判別がしにくい状態であり、どれも全く同じような色をしている印象です。
ただ、実際にはメダカの稚魚は卵の段階から親メダカの色を遺伝的に引き継いでおり、遺伝の法則による詳しい仕組みは、遺伝について詳しく説明されているメンデルの法則を見て頂きたいのですが、稚魚は必ず親メダカの色を引き継いで誕生してきます。
黒メダカの稚魚は白い?LEDライトとサテライトで判別可能。
そこで、今回は黒メダカの稚魚は白いのですか?とのご質問をいただきましたので、黒メダカの稚魚の色の見分け方についての話になるんですが、卵の段階からある程度の色は見分けることが可能で、当然ですが蒸した稚魚の色も見分けることが可能です。
黒メダカの稚魚は黒っぽい色をしていて、白メダカの稚魚は白っぽい色をしている等、慣れてくるとある程度容易に見分けることが出来るようになりますので、稚魚の色が気になるようでしたらサテライトとLEDライトを用意して色を見分けると確認出来ます。
スドーのサテライトは何かにつけて便利な飼育器具なので、必ず所有しておいたほうが良いと言っても過言ではない汎用的に利用できる隔離水槽になりますから、水合わせや稚魚の飼育、稚魚の選別などにも役に立ちますし、隔離場所としても最適ですね。
稚魚の色が気になるならサテライトに入れてLEDライトで確認。
メダカの稚魚の色が気になる場合、通常は屋外の水槽で飼育しているメダカの稚魚たちを、上から眺めてみても余程慣れている人しか判別が難しいですから、もっと簡単な方法押してはサテライトに入れた稚魚に対してLEDライトを照射して確認をします。
サテライトの便利なところは上下左右全てが透明な水槽であることであり、下側からLEDライトを当てたり、上や横からもLEDライトを当てることが出来ますので、微妙な角度から何度も照明を当てることにより、メダカの稚魚の色素を確認できます。
慣れてくるまではそれでも若干難しいかもしれませんが、黒メダカであれば黒っぽい色素が透明な稚魚の体からも確認できる状態ですので、稚魚の段階で選別をするのでればサテライトとLEDライトを使って、選別をしていくのが最も簡単な方法になります。
稚魚の時点で確認できるのは大凡の形状と色の違いくらいです。
稚魚の段階では最近流行りのラメ入りとか、細かな色まではまだ分かりませんので、奇形を含めた大まかな形状と、透明な稚魚の身体に確認できる色がついた色素位が確認できる状態ですから、それ以上の詳細な個体差を確認したい場合は育て確認をします。
メダカの稚魚の成長は大変早いので、より短期間で大きく成長させるのであれば、ブラインシュリンプを毎日大量に与えていけば、あっという間に稚魚は大きく成長してより詳細に選別が行えるようになりますから、ガンガン餌を与えていくのがお勧めです。
黒メダカの稚魚もパット見で白っぽく見えたり、透明っぽく見えたりすることもありますが、実際には黒っぽい色素が確認できるわけですけど、普通に見ただけではそこまで分かりにくいことが多いので、LED照明とサテライトを使って確認していきましょう。