温かい季節になると毎日のようにメダカが産卵活動を行いますので、その結果、管理者が意図的に卵や稚魚を隔離すると大量のメダカの稚魚が誕生するわけですが、その際に生まれたばかりのメダカの稚魚がケンカをしているけど大丈夫?といったご相談です。
結論から言えば、生まれたばかりのメダカの稚魚であっても、立派に自分の縄張りを持っているようで、水面付近で頻繁に他の稚魚に体当たりをして自分の縄張りを主張するのは普通ですので、ケンカをする事自体は問題ありませんので心配は無用です。
また、メダカの稚魚が水面で喧嘩をしてるのを見て、それが原因で稚魚が死んでしまうのではないか?と思う人もいるかもしれませんが、プレコのケンカのように相手が死ぬまで体当たりをする様な行為はメダカは行いませんので稚魚であっても問題なしです。
赤ちゃんメダカが水面でケンカをしているのをやめさせる方法。
赤ちゃんメダカが水面でケンカをしているのは特に問題がないのですが、それを見ていて心配な場合はやはり不安になってしまいますので、何か良い対処方法がないのか?といったら親メダカと同じ大量のメダカを飼育する方法で解決することができます。
これは、水槽内にメダカの数が少ない状態である場合、どうしてもメダカは自分の縄張りを主張するようになりますから、だったらその縄張りをなくしてしまえばよいだけで、その方法が大量のメダカの稚魚を飼育する方法ですから、やることは簡単です。
メダカの稚魚もそうなんですけど、ケンカをしている時点でその環境ではメダカが縄張りを主張できるスペースが確保されているということなので、まだまだスペースには余裕がありますから、もう少しメダカの赤ちゃんの数を増やしていくと安心ですね。
飼育環境で稚魚を増やすと飼育難易度が高くなるのでその点は注意。
メダカの赤ちゃん達がケンカをしているをみて、問題はないのですが心配になってきた人は、メダカの赤ちゃんの数を増やせばいよいだけなんですけど、これをやった場合はしく難易度が高くなりますので、餌と水質管理に注意をしないといけなくなります。
その為、これまでのメダカの赤ちゃんを飼育している感覚で、大量の赤ちゃんメダカを追加した場合は与える餌の量や回数、水質管理の問題などがそれまでとは全く異なる状態になりますので、その点をしっかりと理解した上で、赤ちゃんメダカを増やします。
初心者の飼育になれていない時は、飼育難易度が高くなる事が分からないので、餌が足りずにあっという間にメダカの赤ちゃんが餓死してしまうことになり、気がついたら殆ど赤ちゃんメダカがいなくなってしまった事になりかねませんので、要注意です。
メダカの赤ちゃんがケンカをしているのは快適環境なのです。
赤ちゃんメダカが水面でケンカをしているのは水槽の環境が良いからなので、その中で自己主張している赤ちゃんメダカについては、多めに餌を与えて元気に育てていけば、しっかり元気に育ってくれますから、積極的に育てていくと良いですね。
メダカの飼育に慣れていなくて、繁殖を初めて経験する人でしたら、生まれたばかりの赤ちゃんメダカがケンカをしているのをみれば、こんな小さなメダカの赤ちゃんが何故?と驚くかもしれませんが、メダカは元々は縄張り意識が強い魚になります。
卵から孵化したばかりの小さな赤ちゃんでも水面付近で何回も他のメダカの赤ちゃんに体当たりをしてケンカをしているのを見ると、もう少し仲良く出来ないかな?と思うかもしれませんけど、自然界ではそこまでしないと生き残れないのかもしれません。