土用丑の日|絶滅が心配されるニホンウナギの飼育を始めてみよう

今年は7月25日が土用丑の日であり、スーパーなどでは大々的にウナギの販売を行っていて、その殆どが中国産だったんですけど、それでも価格が高すぎて殆どの人がウナギをスルーしている中、生きたウナギがスーパーの売場で展示でされていました。

スーパーで展示されていたウナギを確認すると全身が青っぽいウナギでしたので、ひと目で養殖ウナギだと判別ができたんですが、展示した後は処分されるんだろうな?としか思えない殆ど水がない環境で氷で水温を下げられて仮死状態で展示されていました。

食用として売られているウナギなので氷で水温を下げて水を殆ど入れない状態にして仮死状態で展示されるのは仕方がないのでしょうけど、ウナギは普通に発泡スチロールに入れて展示していると脱走してしまいますので、スーパーでは展示できませんからね。

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土用丑の日|絶滅が心配されるニホンウナギの飼育を始めてみよう。

 

以前、ウナギの長期飼育をしていましたので、スーパーにて仮死状態で展示後は処分されるであろう状態で売られていたウナギを見ると、何だか可哀想になってしまうくらいなんですが、ウナギの飼育は実はとても簡単で60㎝水槽があれば終生飼育可能です。

また、ウナギは殆どの人が知らないだけでその辺の川に普通に生息していますので、穴釣りなどで比較的簡単に捕獲することが出来ますし、投げ釣りなどでもポイントに寄っては釣ることが出来ますから、興味がある人はウナギ釣りをやってみて下さい。

最近では、ニホンウナギは激減してきていて絶滅保護種になりそうな勢いですが、ペットショップなどでは普通に売られていることが多く、その殆どがドジョウよりも小さなサイズでぱっと見ではウナギとは分からない人も多いくらいスリムな体型です。

 

 

ウナギの飼育はかなり容易でありメダカやミナミヌマエビよりも容易。

 

ウナギは一般的にあまりペットとして飼育されていない魚ですので、飼育はかなり難しいと思っている人もいるかもしれませんが、他のどの魚よりも飼育は容易であり、稚魚の時は若干面倒ですが、ある程度成長をすると殆ど無敵のような魚になります。

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メダカやミナミヌマエビの飼育よりも、ウナギの飼育のほうが容易ですから、上部式ろ過フィルターがセットになっている60㎝水槽セットを購入して、その中にソイルを敷き詰め、塩ビパイプや観賞魚用の土管などを沈めておけば、後は飼育するだけです。

餌はメダカやドジョウ、ミナミヌマエビやミミズなど、ハッキリ言って何でも貪欲に食べてくれますし、人工餌も慣れてくると好んで食べますので、ひかりクレストキャット等を購入しておけば、それを与えて飼育をすることが可能なので、本当に楽です。

 

 

ウナギを飼育していると一定のタイミングで脱走を試みるので要注意。

 

以前、川で捕まえた天然のニホンウナギを飼育していた際に、一定の期間飼育していると執拗に水槽を脱走しようとする行動が見られましたし、実際に何度も脱走している現場を目撃しましたので、恐らくは本能的に海に戻ろうとしているのではと思いました。

ですから、これ以上水槽で飼育するのは可哀想ですから、一旦捕獲した川に持っていて逃がすことにしたのですが、元気そうに泳いでいましたので、天然のウナギを狭い60㎝水槽で最後まで飼育することは可能でも、状況次第で逃がすのが良いかなと思います。

ウナギはあらゆる魚の中で最も脱走が得意な魚の一つであり、上部式ろ過フィルターを破壊することは流石にできませんが、ガラス蓋であればおもりを付けていても簡単に吹き飛ばすくらいのパワーが有りますので、脱走対策が最も重要になる魚の一つです。

脱走対策に注意していて、何度も執拗に脱走を繰り返したり暴れるようになった場合は、恐らく海に戻りたいのだとの認識が持てるのであれば、とても人になつきやすくて、大変丈夫で飼育自体は容易なウナギの飼育を始めて見るのがおすすめです。



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