メダカの稚魚を飼育していると共食いが原因で数が減る?

メダカの稚魚を飼育している場合、狭い水槽環境でも大量に孵化させることが出来ますので、水槽の中でイワシの大群がが泳いでいるような状態になることも多いのですが、最初は200匹位孵化させて、元気に泳いでいたメダカの稚魚が次第に減っていきます。

その後、200匹くらいいたメダカの稚魚の数が10匹になることも多くて、それを見た飼育者の人がもしかしたら共食いが行われていて、メダカの稚魚がどんどん減っていると驚くことも多いのですが、実際にメダカの稚魚は共食いでいなくなるのでしょうか?

実際にメダカの稚魚は共食いを平気ですることが多いのですが、メダカの稚魚が共食いをしている環境では、必ず一匹だけ巨大に成長をしている異常に成長速度の早い個体がいて、それが他の稚魚を食べてしまって、更に成長を加速させている事はあります。

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メダカの稚魚が水槽からいなくなる原因は餓死が一番多いのです。

 

ただし、水槽の中に巨大に成長をしているメダカの稚魚の大きな個体がいない場合は、それは共食いではなくて、殆どが餓死してしまっている可能性が高いですので飼育者が適切に餌を与えなかったのがそもそもの原因なので、それを間違えないようにします。

これを間違って判断してしまうと、飼育者の管理方法が問題なのに、実際には発生していないメダカの稚魚同士の共食いを疑ってかかってしまい、また何度でも同じようにメダカの稚魚がいなくなってしまう繰り返しになりますので、注意が必要ですね。

メダカの稚魚は自分と同じ位の他の稚魚を食べてしまうようなピラニアとかハゼ類の仲間ではありませんので、あくまで自分の口にはいる動くものしか食べることはありませんので、同時に誕生した同じくらいの大きさの他の稚魚を食べる事はありません。

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メダカの稚魚は想像以上に沢山の餌を必要としますし、まとめ食いが出来ない体ですから、飼育者が毎日何度も細かい餌を与えて育てるしかありませんので、メダカの稚魚の飼育をする場合は、何度も餌を与えて手間ひまをかけて飼育をしていきます。

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一匹だけ大きくなる個体がいれば速やかに隔離を行います。

 

適切に何度も水槽に餌を投入していると、メダカの稚魚が餓死する可能性も低くなりますので、順調にメダカの稚魚が育っていくことになるのですが、そうなると一匹だけ極端に大きくなる稚魚がかなりの確率で発生してきますので、特に注意をしていきます。

この場合で最も危険なのは、グリーンウォーターの環境にしている場合であり、特濃の青汁のような青緑の飼育水の場合、水の中が全く見えませんし、大きく成長したメダカの稚魚は大抵は水槽の底の部分にいることが多く、見た目で見つけるのが難しいです。

他のメダカの稚魚は大抵は水面付近を泳いでいますので、その姿が突然少なくなってきている場合は、稚魚が成長をした他の稚魚に襲われている可能性がありますので、一旦水槽の中でネットを動かすなどをして、大きく成長をした稚魚の確認をします。

常に水槽の中に大量の餌が浮かんでいる環境になると、その餌を効率よく食べることが出来るエサ取りの得意な稚魚が他の稚魚よりも沢山餌を食べてしまいますので、それで大きく成長できる環境が全て揃ってしまうことにより、成長を加速させています。

メダカ同士、同じくらいの大きさであれば共食いは絶対にありませんので、それで稚魚がいなくなるなら餌を与える回数を増やして死なせないようにして対策を行い、それをすることにより、一匹だけ大きくなる稚魚が出てくると、隔離して対策を行います。

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