GWから激しくなる水の蒸発|屋外のプラケースは要注意

ゴールデンウィークが始まると、急激に太陽の光が強くなり、外ではすでに日焼けをしている人をその辺で見かけるようになりますので、この時期からは屋外に設置している水槽のメダカやミナミヌマエビたちが活発に活動を始めることになります。

いわゆる産卵シーズンが始まるわけですが、本当に爆発的に繁殖をしますので、ミナミヌマエビを大量に増やしたい方は、奥がに広めの発泡スチロールを用意して、赤玉土を敷き詰め、マツモかカモンバを適当に浮かべてミナミヌマエビの単独飼育をします。

7月頃には水槽の中に驚異的な数のミナミヌマエビたちが誕生していますので、10匹のミナミヌマエビをその年で1000匹位にすることもできるのですが、水槽の限界容量までしか個体数は増えませんので、ある程度増えたら水槽を追加することになります。

 

 

屋外に設置した水槽の水の蒸発には注意してください。

 

外に出ると、かなりの暑さを感じる状態になっていますので、この時期からは屋外に設置した水槽の水の蒸発スピードが極端に早くなる傾向にありますから、油断をしているとあっという間に水槽の水が干からびてしまいますので、ご注意ください。

私もプラケースにメダカの卵を隔離して暫く外に置いたまま、忙しくて確認できていなかったのが悪いんですけど、本日、屋外に設置していたメダカの卵を沢山隔離していたプラケースを見ると、すでに中の水はすべて蒸発してしまっていました・・・。

水の深さは10cmくらいあったので、まさかこれほど早く蒸発してしまうとは思っていなかったのも油断の一つなんですけど、当然、メダカの卵数百個はすべて干からびてしまっていて、全滅してしまったのは言うまでもありませんし、管理者の責任です。

想像以上に日差しが強くなっていて、水の深さが10cm位のダイソーで売っているプラケースだと、あっという間に水が干からびてしまいますから、毎日確認できるくらいでないと、外に置いておくのはちょっと危険な香りがプンプンしてきますね。

 

 

連休などで屋外の水槽が見れないときはバケツか室内のサテライト。

 

メダカの卵の場合、孵化するまでに10日以上はかかりますので、それまでに留守にしていた自宅に戻ってこれるような人であれば、一旦、室内のサテライトにメダカの卵を移動させるか、ダイソーでバケツを買ってきてそれに水を満タンに入れておきましょう。

プラケースだと透明なのが関係してると思うんですけど、水の蒸発が早すぎて数日間留守にしただけでも、あっという間に干からびてしまって、メダカの卵が全滅してしまいますから、容量たっぷりのダイソーの百円バケツか室内のサテライトに退避ですね。

この方法のどちらかが良いのかといえば、ダイソーのバケツの方がほったらかしにしていると大抵はグリーンウォーターになりますから、メダカの稚魚が孵化してもある程度放置できるんですが、そうなると後から卵を取り出せないのが欠点です。

サテライトの場合は、まず水が干からびることはありませんし、透明なケースなので、メダカの卵の状態の確認もすぐできるんですけど、メダカの稚魚が孵化してしまった後は、管理者が餌を与えないといけないのが唯一の欠点といったところですね。

今回、残念ながら暫く確認できなかったので、屋外のメダカの卵はすべて干から日てしまっていましたから、数日間でも留守にする場合は、蒸発しないくらいの水を確保したダイソーのバケツを使うか、室内のサテライトに移動させて蒸発から保護しましょう。