2017年の元旦に孵化したメダカが1cmを超えました

2017年の元旦を過ぎてからもう、そろそろ1ヶ月半が経過しようとしていますが、その元旦に誕生したメダカの稚魚たちが無事に育って現在は1cmを超えるサイズに成長しているため、そろそろ安定期に入ってきているので、本水槽に投入できるのも時間の問題になります。

今年の元旦は、結構寒かったのが原因なのかもしれませんけど、サテライトの中でメダカの卵を孵化させようとしていたら、何回やっても途中でカビだらけになってしまい、もうすぐ孵化しそうな卵ですらその状態になっていた感じになりますので、色々と苦労がありました。

 

 

メダカの卵がカビだらけになってしまうのは水温が原因と断定。

 

基本的にメダカの卵は、水が暖かくてある程度の光が照射されている状態でなければ孵化しないため、自然界では春から秋にかけてしかメダカが産卵をしないのですけど、水槽用ヒーターを設置している水槽の場合は一年中いつでも毎日産卵をしています。

万が一、水槽用ヒーターを設置している水槽で水温が25度であるにも関わらず、メダカが全く産卵をしない場合は、大抵は水質が極端に悪化しているか、照明の照射時間が短く設定されているかのどちらかになりますので確認しておきましょう。

今回は、いつもと同じ方法でサテライトを使ってメダカの卵を孵化させていたのですが、恐らくは外気温度が下がっていることから、サテライトの水温が温度計と誤差があるのではないかと思い、丸いプラケースを水槽に浮かべて、卵を孵化させることにしました。

 

 

流石に水槽に浮かべた丸いプラケースの温度管理は抜群の効果。

 

サテライトの場合、メダカの稚魚用に、最小限に水の流入を押さえている都合上、どうしてもあまりに外気温度が寒い時は水温にムラができるようで、その為、メダカの卵がカビてしまったり、稚魚がすぐに死んでしまっているようです。

そこで登場した、水槽に浮かべる丸いプラケースなんですが、これは完璧に水温がメイン水槽と一致する使用の為、これにメダカの卵を移動させてからというものは、安定して卵が更かしていくことになる訳ですが、流石は丸いプラケースです。

この丸いプラケースについては、スーパーで売っている一口サイズのじゃがいもが梱包されているケースであったり、大きめのキムチが梱包されているケースをそのまま再利用していますので、お値段も0円になります。

 

 

完璧にも思える丸いプラケースにも欠点があります。

 

ただし、この丸いプラケースには致命的な欠点があり、誤ってひっくり返すと、その中にるメダカの稚魚が本水槽に流れてしまい、あっという間に親メダカたちに食べられてしまうことがありますので、その点は要注意です。

また、エーハイム2213にナチュラルフローパイプをつけている場合、水量が一定よりも少なくなると、丸いプラケースが流れに乗ってその付近まで移動してしまい、あっという間に中に水が入ってきて、水中に丸いプラケースが沈んでしまいます。

この点に注意しておけば、この管理方法は一番安全にメダカの稚魚を外気温度がマイナス10度であっても、室内温度が0度であっても、水槽用ヒーターをつけているのであれば、どんな寒い時でも卵からメダカを孵化させることが可能です。