ミナミヌマエビの場合でしたら、ある程度は水あわせは慎重にしないといけないとは言え、日本原産のエビという事で、そこまではシビアな水あわせが必要ないこともありますし、面倒なら屋外に放置して翌日水道水を追加すれば大丈夫です。
しかし、レッドビーシュリンプの場合はそうではなくて、最初の水あわせが失敗してしまって、購入したレッドビーシュリンプをあっという間に全滅させてしまった人も恐らくは相当な人数いらっしゃると思われます。
レッドビーシュリンプの水あわせはベテランでも慎重に行います。
何しろ、レッドビーシュリンプの水あわせというのは、それは慎重にしているベテラン飼育者が大半ですし、ミナミヌマエビのように大雑把な水あわせをしても多分大丈夫だろう的な感覚でやってしまうと、ほぼ100%に近い確率で全滅してしまいます。
この点がミナミヌマエビとレッドビーシュリンプの飼育の初期段階において全く異なっている点であり、レッドビーシュリンプは水の変化に大変敏感であり、ミナミヌマエビは水の変化にある程度は余裕があるといった感じでしょうか?
レッドビーシュリンプの水あわせは、なぜ大変シビアなのか?
レッドビーシュリンプ自体が外来種のエビになりますし、元々自然界に生息していたビーシュリンプという原種個体を何世代にもわたって人が掛け合わせたりして作ってきたエビですから、それに合わせて抵抗力も弱くなっているのかもしれません。
結論的言えば、レッドビーシュリンプを新規に導入する人にとって、この水あわせことが最も重要な工程であり、この部分をうまくクリアできれば、後はミナミヌマエビの飼育に慣れている人であればそれほど難しいことはありません。
レッドビーシュリンプの水あわせを劇的に簡単にするアイテム。
では、やたらシビアな水あわせが必要なレッドビーシュリンプの水あわせについて、どのようにしたら簡単に行えるのかと言えば、ここで登場するのがご存知スドーのサテライトになる訳です。
このスドーのサテライトを使って水あわせを行えば、水あわせが難しいとされているレッドビーシュリンプであっても、実はとても簡単に行うことが出来ますので、レッドビーシュリンプの飼育をする際には必須のアイテムであると言えます。
まあ、ミナミヌマエビの飼育と繁殖を安定して行える人でしたら、スドーのサテライトは最低1個くらいはお持ちなのだとは思いますから問題はないのでしょうけど、こちらのサテライトに関して言えば、レッドビーシュリンプの導入時には本当に便利です。
スドーのサテライトはレッドビーシュリンプの飼育には必須と言えます。
それまで、レッドビーシュリンプの導入時はペットボトルを加工した点滴のような飼育器具を自作して、それを使って飼育水の水と元々レッドビーシュリンプが飼育されていた水を何時間もかけて水あわせをする必要がありました。
しかし、サテライトの登場後はエアーポンプ、サテライトがあれば、単純にサテライトの中に持ち込んだレッドビーシュリンプと元々の水を入れておき、後はサテライトの水量を最低まで絞り込んでおけば、そのまま後処理も入らずに水あわせは終わります。
レッドビーシュリンプを新規導入時には、スドーのサテライトを購入しておくと大変スムーズですし、水あわせでレッドビーシュリンプを殺してしまうトラブルも大幅に減りますので大変おすすめです。