水槽内で確認出来なかったミナミヌマエビが沢山|春分の日

先週位までは、水槽を眺めていても全くと言っていいほど確認できなかったミナミヌマエビたちが、春分の日を境にして沢山水槽の中で活発に活動しているのが確認出来る様になります。

夏から秋にかけて大量繁殖をしていて、あれだけ水槽の中で確認できていたミナミヌマエビたちが、1月くらいになると水槽の中を見ても全然見当たらないようになり、もしかして全滅した?と心配してしまった人も少なからずいるのではないでしょうか?

 

 

寒くなると物陰に隠れてひっそりと活動をするミナミヌマエビ。

 

寒い時期になると水槽内から姿を消すミナミヌマエビというのは、実は物陰に隠れながらひっそりと活動をしている状態であり、自然界では天敵から身を守る為に、その様にして寒さを乗り切っています。

ミナミヌマエビからすれば、水槽内に天敵が居ないことを理解しているのかしていないのか分かりませんけど、おそらくその様なことは理解できて居ないでしょうし、それが水槽であることも多分わかっていない様な気がします。

よって、どの様な環境であっても、水温が下がってくると必ず物陰に隠れることが多くなり、人が水槽を覗いてもミナミヌマエビが全く見当たらないといった状態になることが多いのですが、その場合に水槽内を引っ掻き回すのはあまり良くありません。

かき回すと驚いて水槽内を飛び跳ねることになるのですけど、ミナミヌマエビからすればその様な状態は天敵に襲われている様な状態でしょうから、かなりのストレスを与えることになりますので、見当たらなくてもそっとしておきましょう。

 

 

春分の日を境に水槽で沢山見かける様になるミナミヌマエビ。

 

3月の上旬くらいまでは、本当に水槽の中にミナミヌマエビがいるのかすら分からなかったくらいなのですけど、春分の日を境にして、いつの間にか屋外水槽にはそれは沢山のミナミヌマエビが活発に動いているのを確認することができます。

ミナミヌマエビというのは完全に水温に依存している生き物ですから、寒くなるとあまり動かなくなり物陰でじっとしているのですが、暖かくなると活発に活動する様になり、物陰から出てくる様になります。

後は、繁殖に向けて活動的に餌を食べながら水槽内を一日中ウロウロしている状態になりますから、この時期くらいからザリガニの餌を与えていくと、5月くらいには多くの卵を産卵する様になりますから、爆発的にミナミヌマエビを増やすことが可能になります。

ミナミヌマエビの成長を促進するためのお勧めの餌は、価格が安くて食いつきがよいキョーリンのザリガニの餌になるのですが、この餌は早く使わないと乾燥してしまってイマイチ状態になるので、使い切るまでに時間がかかる場合は、ヒカリのプレコタブのほうが良いかもしれません。

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メダカと殆ど同じサイクルで活動繁殖しているのがミナミヌマエビ。

 

この春分の日の日を境に活発に活動を行う様になり、冬場は殆ど姿が見えないとかじっとしていて、5月頃から一斉に産卵を開始する生き物といえば、ご存知メダカになります。

ミナミヌマエビとは大変相性がよいメダカになるのですけど、それは生息域が同じだけではなくて、ライフスタイルも大変良く似ていることや、低温から高温まで大変柔軟性が高く生きていけることも大きく関係している様です。

春分の日にから4月上旬の期間において、いかにメダカやミナミヌマエビを健康的に成長させれるかが5月からの繁殖シーズンにおいて重要になりますから、冬場は餌を与えても殆ど食べることがない為、放置していた人も今一度屋外水槽の確認をしてみてはいかがでしょうか?

飼育者側も暖かい時期と寒い時期では、放置が基本の屋外水槽であっても、その飼育方法を変更したほうが良い訳ですから、メダカやミナミヌマエビに合わせて、屋外水槽で与える餌の調整をしていくと5月以降には爆発的にメダカやミナミヌマエビを増やすことが可能になります。

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