スドーサテライトの簡単な選び方|お勧めするのがサテライトLである理由

新しく誕生した稚魚や稚エビを飼育する際には、同じ水槽内の魚やエビに卵の段階で食べられそうな場合は卵の状態のままサテライトに隔離を行います。

稚魚や稚エビの段階で食べられそうな場合は、その時点で捕獲してスポイトなどで掬ってサテライトに移動させます。

魚の卵と違い、エビの卵は親から離してしまうと孵化しなくなりますので、稚エビが誕生してなるべく早い段階で隔離する場合は、抱卵している親エビごとサテライトに移動させます。

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ただし、抱卵中のエビは結構神経質になっている事が多いので、取り扱いには注意が必要ですが、他の水槽ではなく全く同じ水が循環しているサテライトの場合は、移動させるエビにかかる負担が少なくなります。

エビの場合はサテライトの中に流木などの足場を入れておくと良いでしょう。

いろいろな魚やエビの繁殖に利用できるサテライトなのですが、実際にホームセンターやペットショップに行くと、種類がある為、どれを購入したら良いのか分からない人も多いとおもいます。

そこで、今回はサテライトを購入する際には、どのサテライトを購入すれば良いのかについてご説明したいと思います。

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稚魚や稚エビの生存率が高くなるスドーサテライトの簡単な選び方

 

スドーのサテライトには大きく分けて5種類くらいの製品があり、基本的な動作はどれも同じで、その違いについてはサテライトの大きさが異なる事、パーテションの数が異なる事くらいです。

ですから、サテライトを選ぶ際に最もお勧めできる商品というのは、一番大きなサイズのサテライトになり、その商品名はサテライトLになります。

では、なぜ?サテライトLが一番お勧めになるのかと言えば、断然大きさが大きい事が理由になり、それが稚エビや稚魚の生存率を高める結果になる為、なるべく大きな水槽を選ぶのが基本だからです。

スドーのサテライトを購入する際に、どの商品を購入して良いのか迷った場合は、サテライトLを購入しておけば全く問題ありませんし、サテライトLに関してはパーテションが2枚入っていますので、3つの水槽区画に分ける事が可能です。

メダカやランプアイ、ネオンテトラの稚魚の場合は、パーテションの穴から簡単に他の区画に移動してしまう為、パーテションの意味はありませんが、一定以上のサイズになった稚魚の場合は、パーテションがあると結構便利です。

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一番大きなサイズのサテライトLが取り付けられる水槽とは?

 

サテライトを選ぶ際には一番大きいサイズの方がよいといっても、サテライトL自体が元々小さなプラスチックの水槽ですから、実際にはそれほど大きいものではありませんので、30cmキューブ水槽であればガラス面に一つ取り付ける事ができます。

60cm水槽なら二つのサテライトLを取り付ける事ができますが、60cm水槽にサテライトLを二つも取り付けると、水替えやメンテナンスの際に大変面倒になりますので、サテライトLが一つ+サテライトSを一つくらいの組み合わせ迄にしておいた方が無難です。

よって、30cm以上の水槽であれば、サテライトLは問題なく取り付ける事ができますので、ほとんどの方がメインとされている飼育水槽に装着が可能です。

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稚魚や稚エビの飼育にサテライトスリムシリーズはお勧めできません。

 

サテライトの中にはスリムという名称がついている商品があり、その名の通りサテライトがスリムになっているのですが、正直って特定の用途以外では全くお勧めできません。

確かに、スリムになっているので一見して見た目はカッコイイのかもしれませんが、薄くなる事により、水槽の広さが狭くなっている為、稚魚や稚エビの生存率が下がってしまいます。

一般的に、稚魚や稚エビの生存率を上げる方法としては、水槽の広さを適切に広くすることが最も簡単な方法であり、水の深さに関しては殆ど関係ない為、浅くてもできるだけ広い水槽の方が良いのです。

例えば、インペリアルゼブラプレコの稚魚の生存率を上げる方法としては、水槽の広さを30cmから45cmにするだけで大幅に生存率が上がります。

ただし、広い方が良いといっても稚魚の飼育に90cm水槽を用意するなど、極端に広い水槽を選んだ場合は、濾過フィルターの水流でダメージを受けたり、逆に餌を食べれなくなってしまう個体が出てきて、生存率が落ちてしまいます。

それを考えると、サテライトLの大きさは稚魚や稚エビを育てるのに適切な広さを保っている為、わざわざそれをスリムにしているサテライトスリムを購入する理由はありません。

スリムに関心がある方であれば、サテライトを水槽に引っ掛けた際の出っ張りが気になる方もいるかもしれませんが、サテライト自体が元々小さな水槽ですから、あまり気にしない方が良いでしょう。

何の目的でサテライトを設置しているのかを考えると、そこに隔離する稚魚や稚エビの生存率を上げる為であるのであれば、なおさらサテライトスリムを選ぶべきではありません。

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稚魚や稚エビの生存率を上げるにはサテライトL

 

いろいろとサテライトには種類がありますので、実際の所、どれを購入すれば良いのかについては、環境やそこで飼育する個体によって変わってくることがあります。

そのため、サテライトLよりもサテライトSの方が適切な場合もあるかもしれませんが、一般的にはできるだけ広い水槽の方が良いため、サテライトLをお勧めしています。

特定の個体の単独飼育であったり、オトシンネグロの稚魚にブラインシュリンプを与えるような場合は、餌を取るのが下手であるオトシンネグロの稚魚が容易に餌を食べることができるサテライトSで最初は飼育するのが良いこともあります。

オトシンネグロの稚魚の場合、生まれたばかりの際にはサテライトLでは広すぎるため、100匹単位で稚魚を飼育している場合などを除き、サテライトSの方がしばらくの間は適切なのです。

ですから、できれば、サテライトLを一つ、サテライトSも念のため一つ持っておくと、60cm水槽、30cm水槽で飼育ができて、その環境で繁殖することができる魚やエビの殆どの個体の稚魚や稚エビを安心して飼育することができると言えます。

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エアーポンプには水作の水心、エアーチューブはスドーの硬くならないエアーチューブを合わせて購入しておくと、今後はサテライトを新規で買う必要は殆どありません。

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