サテライトの蓋の穴から餌を与えると発生するカビ問題

スドーから発売されているサテライトは、面倒で難しかった熱帯魚やエビを水槽に導入する際の水合わせ用として大変便利に使えますし、サテライトLの場合は2リットルの容量がありますので、常時水槽に設置した状態で隔離水槽として便利に使えます。

そこで、メダカやプレコの稚魚の隔離用水槽として常時サテライトLをつかっているのですが、寒くなる冬の時期だと蓋をしていないと水温の低下にターボがかかってしまいますので、夏場は蓋を全開にしていますけど、寒い時期は蓋を着用して使ってます。

サテライトには蓋を付けた状態で餌を入れることが出来る穴が中央についているので、その穴から餌を入れれば、サテライトの中のメダカの稚魚とかプレコの稚魚に餌をあたえることが出来ますし、本水槽の飼育水を循環させているので、水質管理も楽です。

 

 

サテライトの蓋の穴から餌を与えると発生するカビ問題。

 

サテライトの蓋の中央に空いている穴から、毎日、細かい粉末状の餌を与えていると、必ず発生してくるのが、白っぽいカビであり、これはサテライトの蓋の裏側には常に水滴が大量についている状態で、カビが発生しやすい状態になっている訳なのです。

サテライトの穴から粉末状の細かい餌を与え続ける事により、どうしても穴の内側の湿った部分に細かい餌の粉末カスが付着して、カビが大変発生しやすい蓋の裏側から、風の谷のナウシカの腐海の胞子系の白っぽいカビがいつの間にやら発生していきます。

この白っぽいカビについては、サテライトに蓋をした状態で餌を与えていると、発声するのは避けられませんので、これが嫌ならブラインシュリンプを穴からスポイトで与えるか、固形タイプのザリガニの餌とかコリドラスの餌などを与えるのがお薦めですね。

 

 

毎週末にサテライトの蓋を丸洗いするのがお薦めです。

 

サテライトの蓋ですが、毎週末に水洗いをするだけで綺麗に洗浄できて、白いカビが発生するのを防ぐことが出来ますし、蓋も清潔になりますので、できれば週に1回程度で良いので、綺麗に水洗いをするのがお勧めですので、水換えに合わせて洗いましょう。

穴付近に発生する白いカビを放置しておくと、どんどん巨大化していき、穴を塞ぐような状態になってしまって、餌を入れてもサテライトの中に落ちることなく、それでは稚魚達が餌を食べれずに餓死してしまいますので、気がついたら洗浄で除去をします。

サテライトに蓋を装着しているときには、蓋を一旦取り外して餌を与えるってのは本当に面倒になりますし、蓋を外したままだと、寒い時期は水温低下が一層激しくなりますので、殆どの人が蓋を付けた状態で穴から餌を与えているのでこの問題は多いですね。

 

 

サテライトで稚魚の飼育をしている人は蓋を清潔に!

 

水槽に常時サテライトを取り付けたままにして、その中で稚魚を隔離して飼育をしている人の環境を見ると、結構な人のサテライトの蓋に白いカビが付着していて、案外それに気がついていない人も多いですから、その度にそれを説明すると?ええ!って感じ。

意外に、サテライトの蓋の穴に発生するカビについては気が付かないとか、気にしない人も多いですので、対策としては毎週水換えをする際などにサテライトの蓋を綺麗に水道水で丸洗いしてタオルで拭くだけなので、時間も10秒もあれば可能なメンテです。

サテライトを常時水槽に取り付け稚魚の飼育をしている人は多いのですが、蓋のメンテナンスや掃除をしていない人も多いので、白いカビが発生してカオスになる前に、定期的に蓋を水道水で水洗いをして、清潔な状態にしてアクアライフを楽しみましょう。

Updated: 2019年1月22日 — 11:30 AM