オトシンネグロやオトシンクルスが死んでしまう原因

水槽の苔を食べてくれるお掃除パートナーとして、ホームセンターでも売られていることが多いのが、オトシンクルス、オトシンネグロの小さな吸い付きナマズの仲間になるんですが、価格も安く大きくならないので、苔とり用の魚として特に人気があります。

また、オトシンネグロ、オトシンクルスは水槽内で繁殖させることが容易なので、簡単には産卵しないって特徴があるんですが、これは、現地では雨季と乾季があり、水の量や水質が大きく変わった状態を察知して、産卵をする本能が有るからだと思います。

なので、いつも温度も変わらず、水質にも変化がない水槽で飼育をしていても、オトシンクルス、オトシンネグロは簡単には産卵をしない魚なのですが、基本的には丈夫で簡単には死なない特徴もあるんですけど、何故が次々と死んでしまう事があります。

 

 

オトシンネグロやオトシンクルスが死んでしまう原因。

 

オトシンネグロ、オトシンクルスが死んでしまう原因は、水槽の水質が余程悪化しているとか、水合わせに失敗してしまった場合を除き、大半が餓死ですので、プレコタブレット等をエサを積極的に与えるようにしておき、餓死してしまうのを防げば大丈夫。

これらの魚は、エサとり用、お掃除要員として、ホームセンター等でも売られていますが、実際には大食感で、相当な餌を食べる魚ですから、水槽内に自然発生する苔だけとか、余ったエサ(植物性に限り)だけを与えていても、全然エサが足りなくなります。

その結果、いつの間にやら餓死してしまって、かわいいコミカルな動きをするこの魚たちを見ることが無くなっているとなりますので、それを避けるためにも、コケ取り要員ではなく、プレコタブレットを与えてそれを食べる魚として認識しておくべきですね。

 

 

オトシンネグロやオトシンクルスは実は寿命は長い魚。

 

基本的には、オトシンネグロ、オトシンクルスは寿命が長い魚になりますので、正直、購入して水槽が問題ない場合、きちんと餌を与えている場合、5年以上は普通に飼育できますし、その間に産卵をすると、管理すれば100匹単位で稚魚が生まれてきます。

毎回ホームセンターでオトシンクルス、オトシンネグロを購入しているのに、簡単死んでしまうので、弱い魚なのでは?と思った場合、最初に水合わせをきちんとしているかどうか?、後、プレコタブレット等の植物性のエサを与えているかを確認します。

普通に飼育すると、これらの吸い付きナマズはどれも寿命が長く、丈夫な魚で簡単には死にませんが、食欲旺盛でガンガンエサを食べていかないと、死んでしまうのですが、逆に言えば、餌を与えていると簡単には死なないので、飼育自体はとても楽です。

 

 

オトシンネグロやオトシンクルスのエサはどれがお勧め?

 

オトシンネグロ、オトシンクルスにお勧めの餌ですが、植物性のエサなら正直なんでも良くて、インペリアルゼブラプレコのようにグルメチックな吸い付きナマズでもありませんので、適当にプレコタブレットを与えていればよくエサは好みで買えばよいです。

ただ、植物性の餌でも高額になる傾向が多いレッドビーシュリンプ専用のエサは確かに植物性なので食いつきは良いのですが、価格が高すぎてお財布を圧迫しかねませんから、価格が安くてボリューム感があるヒカリのプレコタブレットだと王道の安定です。

最近では、吉田飼料からチャーミープレコってかなり安くてボリューム感があるエサも販売されていて、こちらのエサを購入して与えてみましたが、普通に食いつきは良いので、予算を抑えたいのであれば、吉田飼料のチャーミープレコを買えばお得です。

飼育している個体数にもよりますが、10匹から20匹のオトシンクルス、オトシンネグロを飼育している場合、朝晩にプレコタブレットを1個ずつ与えておけば、先ず餓死することはなく、後は水槽内のコケを勝手に食べていますから、飼育方法も簡単です。