天然ウナギの飼育がしたい相談|穴釣りがお勧め

最近は、ホームセンターにいけば、四万十川のウナギとか色々とウナギの稚魚が売られていますが、正直天然うなぎの稚魚なのか?怪しい個体も多く、日本ではウナギと呼ばれているのには理由があって、胸が黄色いからウナギって呼ばれるようになったとか?

実際に川で天然のウナギを何度も捕獲したことがあるんですが、養殖のウナギは青っぽいですが、天然のウナギはどれも黄色っぽい色をしているので、知っている人が見れば全く違いますから、水槽内のウナギを見れば、養殖なのか天然なのかすぐ分かります。

そこで、天然の黄色いウナギの飼育をしたいって相談をされたのですが、天然の黄色いウナギを飼育したい場合、自分で捕獲するか、捕獲した人に譲って頂くしかありませんが、実は日本の川であれば、ウナギはどこでもいますから、捕獲するのがお勧めです。

 

 

天然ウナギの飼育がしたい相談|穴釣りがお勧め。

 

これまでウナギを何度も捕獲してきましたが、穴釣りがとても簡単で、釣っている方も面白いのと、罠を仕掛ける場合、漁業権等のややこしい問題が発生することもありますから、山奥の漁業権が絡んでない清流でしたら別ですが、罠の設置には注意が必要。

ウナギについては、ペットボトルの釣り、投げ釣りなどもありますけど、上流域で穴釣りをするのが面白かったというか、釣っている本人も面白いですので、よほど時間に制限があって釣りができない人以外は、川の上流付近で穴釣りをするのがお勧めですね。

忙しくて釣りをする時間がない場合、そのへんの子どもたちとか、住民とかにウナギを釣ったら売って欲しいといえば売ってくれることもありますし、ウナギを罠で捕獲している漁師などに相談をすれば、それなりのお金を払えば譲ってくれることもあります。

 

 

ウナギの穴釣りはとても簡単で後は根気次第。

 

通常、釣りといえば釣り竿やリール、専門の仕掛けなどが必要ですが、ウナギの穴釣りの場合、釣り針とタコ糸、もしくは釣り糸があればよく、出来ればタモや網などがあれば、釣り上げる際に暴れるウナギを逃さずに捕獲することが出来るので、とても簡単。

エサに関しては、そのへんにいるミミズを付けば完璧ですが、ウナギがいるような場所には石をはぐれば、ドンコ等の稚魚が沢山いますので、それを捕獲してエサとして使うか、増えすぎたミナミヌマエビをエサと使っても良いですし、ウナギは貪欲なのです。

仕掛けが用意できれば、竹や棒のようなものがあればよく、その先端に餌を付けた針をつけて、ウナギがいそうな川の上流域で片っ端から穴に突っ込めば、ウナギがすぐに食いつきますが、外道としてはドンコ、アユカケ等が食いつくこともあり、結構楽しい。

 

 

天然のウナギの飼育は60cm水槽セットがあればOK。

 

天然のウナギはポイントがドンピシャであれば簡単に釣ることが出来ますが、持ち帰る際にはクーラーボックス等の密閉できる容器、ビニール袋などの水を入れて密封できる袋が必要になり、可能であればエアレーションをしながら自宅に持ち帰ると完璧です。

以前、天然ウナギの飼育をしていましたが、蓋をしていない場合、すぐに脱走をしてしまいますしガラス蓋などはおもりを付けていても簡単に吹き飛ばしてしまうので、上部濾過フィルター、蛍光灯の照明がセットになった60cm水槽があれば飼育は容易です。

ウナギの飼育はとても簡単ですが、水を極端に汚す魚なので、上部濾過フィルター+水作エイト等がベストで、肉食性なのでベアタンクで砂利を敷かずに塩ビパンプや土管などを入れて寝床を作り、脱走を防いでいれば長期間の天然のウナギの飼育が出来ます。