スッポンモドキの飼育をしたい相談|最近見ない理由

自宅でウミガメを飼育したいと思っても、ウミガメの飼育は全面的に禁止されていますし、ウミガメは巨大で相当大きな水槽が必要になりますので、法律以前に個人レベルの水槽で飼育できる生き物ではありませんので、水族館で見れるだけで嬉しい亀です。

そこで、自宅で飼育できるウミガメのような亀といえば、昭和の時代からスッポンモドキと呼ばれている淡水で飼育できる亀がいて、これがホームセンターにいけばどこでも赤ちゃん個体が安く売られていたので、子供の頃に購入した人も多いと思います。

しかし、スッポンモドキは実は相当大きくなる亀になりますので、90cm水槽でも厳しいというか、90cm水槽なら盆栽飼育的な状態になるので、スッポンモドキが可愛そうってなりますから、普通の人は飼育してはいけませんってのが常識になってました。

 

 

スッポンモドキの飼育をしたい相談|最近見ない理由。

 

以前ならスッポンモドキの飼育をしたい人の相談があれば、単独飼育でも120cm水槽を用意できないのなら飼育はお勧め出来ませんと説明した居たんですが、最近は事情が変わってきているようで、スッポンモドキそのものがホームセンターで売られてません。

その理由は簡単で、元々スッポンモドキは海外、オーストラリア付近で生息している亀なのですが、あまりの乱獲ぶりにより、輸出が全面禁止されてしまい、よくあるインペリアルゼブラプレコと同じような状態になってしまったので、購入自体が難しいです。

インペリアルゼブラプレコの場合、ブラジルで輸出禁止される前に輸入されていた個体を使って繁殖に成功した人も多く、その子孫が流通していますが、スッポンモドキの繁殖は個人レベルでは無理だったので、それで野生個体の輸入が止まってしまいました。

 

 

今後はスッポンモドキの入手はかなり厳しい状態です。

 

スッポンモドキの飼育がしたいと言っても、単独飼育で120cm以上の水槽が用意できない時点で長期的な飼育はできませんし、亀の仲間という都合上、寿命もかなり長い生き物ですから、手に負えなくなった大型個体なら譲ってくれる人がいるかも知れません。

最近、というかかなり前なんですけど、スッポンモドキの輸出禁止が確定して以降、ホームセンターでスッポンモドキの赤ちゃん個体が売られている現場を見たことがありませんし、個人で繁殖に成功した人も聞いたことがないので、F2個体の販売も厳しい?

どうしても、スッポンモドキが欲しい場合、日本国内で飼育ができなくなった人を募集するか、買取しますってネットで告知をしておけば売ってくれる人がいるかも知れませんけど、赤ちゃん個体を入手して育てていくという体験は現状では難しいのです。

 

 

乱獲により激減したスッポンモドキを復活させたい?

 

スッポンモドキを見ればよくわかりますが、ウミガメと同じような体をしていて、イシガメやカミツキガメとは異なり、その場でじっとしているのではなく、常に水中を泳いで回遊をしているタイプの亀なので、単独飼育でも最低120cm水槽は必要になります。

それが、繁殖をさせるとなると、更に巨大で回遊に適した形状をした水槽が必要になりますし、水中で産卵をするのではなく、ウミガメと同じく、砂浜のような陸地に卵を生む亀ですから、陸地も用意して複数の個体を育てつつ繁殖をさせないといけません。

どうしても乱獲により激減したスッポンモドキを復活させたいのであれば、その繁殖活動をやってみるのは良いと思いますけど、インペリアルゼブラプレコとは桁違いの設備と費用が必要になることもありますが、興味がある人はチャレンジするのはありです。

かつてはインペリアルゼブラプレコも2000円位で売られていたり、スッポンモドキも1000円以下でベビーが売られていたんですけど、乱獲により激減してしまい、現地政府が輸出を完全規制してしまいましたが、今後同様のケースは増えると思われます。