アクアリウムの醍醐味といえば、アロワナとかピラルクーなどの大型魚を飼育したり、ネオンテトラやメダカの大群を飼育したり等がありますが、最近ではADAの影響などもありネイチャーアクアリウムと呼ばれている水草がメインの水槽管理が流行ってます。
水槽にソイルを敷き、綺麗な水草を上手くレイアウトすると、天空の城ラピュタのような幻想的な水槽レイアウトを作ることも可能な為、魚やエビの飼育ではなく最初から水草の育成をする人もいるんですが、大抵が失敗してしまい、一ヶ月後には悲惨な事に。
その原因には色々とパターンがあるんですが、先ず、ろ過フィルターが正しく機能していない、照明が正しく可動していない、二酸化炭素を逃がすようなろ過システムになっている、水質や水温が水草にあっていない等が殆どなのでそれらの対策で解決します。
なぜか水草が上手く育たない原因と対策方法。
水草を上手く育てる要因として、水質の悪化に強い水草なら別でしょうけど、通常の水草や敏感な水草になると、ろ過フィルターを安定させることが最重要になりますので、エーハイム2213のような二酸化炭素を逃さないろ過フィルターが必須になります。
上部式フィルターや投げ込み式フィルターについては、水草水槽には適合しませんので、魚がメインの水槽で水草は補助的な扱いであるなら別ですが、水草メインの水槽の場合は、必ず二酸化炭素を逃さない外部式フィルターを選択して濾過機能を高めます。
それで照明を適切に照射し、水温を適温に管理すれば水草は見違えるほど綺麗に育つのですが、水草によっては二酸化炭素(Co2)の添加が必須になる水草もありますので、二酸化炭素のボンベと外部式フィルターのセットで水草水槽の管理を行います。
水草は水温が高すぎても低すぎても上手く育たない?
ろ過フィルターをエーハイム2213のような外部式フィルターにして、更にはサブフィルターも追加していれば完璧ですが、水草には適切な水温がありますので、水温が高すぎても低すぎても上手く育たない状態になりますから、水温も必ず管理をします。
一般的に言えば、余程特殊な水草でもない限り、水温を25度に設定していれば、水草が弱ってしまうことはありませんが、水草によっては水温が高くなると溶けてしまったり、低くなると枯れてしまう種類もありますので、適切な水温を常に保ちます。
水温を保つ方法については、お金持ちであれば24時間部屋ごとエアコンで空調管理していれば、その部屋の気温と水温が同じになりますので、それで簡単に管理ができますが通常であれは夏は水槽クーラー、冬は水槽用ヒーターを使って水温の管理をします。
値段の高いソイルを使わないと水草は枯れてしまうの?
水草を上手く育てるのであれば、大磯ではなくソイルを使うのが基本になっていますので、ソイルを購入しようとすると、かなりの種類のソイルが販売されていますから、一体どのソイルを購入すればよいのか?、値段も全然違うし迷ってしまう人が多いです。
ソイルについては格安ソイルから高額ソイルまで種類がありますので、価格が高いソイルほど水草が上手く育つのか?、と思って高いソイルを購入する人もいるんですけど、実際には新品のソイルならどのソイルも殆ど変わらないので好きなのを買いましょう。
後は、適度に小型のミナミヌマエビとかメダカやネオンテトラを水槽に入れて、二酸化炭素を発生させつつ、絵になる生体の管理もしていれば、数カ月後には水草も大きく元気に育ちますので、メタハラやCo2必須になる水草以外ならこれだけで大丈夫です。