寒くなる冬の12月でも安全に浮草を越冬させる方法

日本の冬は大変寒くなりますので日本に自生していない外来の植物や水草などは枯れてしまうほど気温が低くなり、12月から2月になると水槽の氷が凍結してしまう事も珍しくないので、浮かんでいる浮草も完全に凍ってしまって枯れてしまうこともあります。

浮草の場合、通常の水草とは異なり、根っこの部分が水中に沈んでいて、それ以外の葉っぱの部分が水面から出ている状態になりますので、水面付近から数センチの水が凍りつくような寒い時期の場合、浮草によっては完全に凍りついてしまうこともあります。

例え凍りついたとしても、それで完全に浮草が枯れてしまうものでもなく、無事に越冬できることもあればそのまま枯れてしまうこともあるのですが、出来るだけ安全に浮草を越冬させておいたほうが良いのは事実になるので、その越冬させる方法について。

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寒くなる冬の12月でも安全に浮草を越冬させる方法。

 

浮草を寒い冬場でも安全に越冬させる方法ですが、同じ日本でも九州や東京、北海道では全然屋外の環境が違ってきますので、あくまで東京での管理方法で言えば、屋外の水槽なら荒木田土を敷き詰めた水槽にするか、ベアタンクのバケツで越冬が可能です。

これ、全く同じ環境でも大磯を敷き詰めた水槽の場合、大抵がマツモは越冬できるんですけど、浮草は冬の時期に枯れてしまうことが殆どになりますが、何故かベアタンクのダイソー100円のバケツに浮かべているホテイアオイ等の浮草は元気に越冬出来ます。

ポイントは荒木田土を敷き詰めておくと、冬場に水面が凍りつくガラス水槽であっても、ホテイアオイもサルビニア・ククラータも元気に越冬できていますし、サルビニア・ククラータに至っては毎回増えすぎて定期的に処分をしないといけない位です。

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不安であれば室内の水槽に移せば大丈夫でも注意点あり。

 

屋外の環境になると、寒い冬場ですから水槽の水が凍結してしまう事も珍しくなく、それで浮草が枯れてしまうのでは?と心配な場合、室内の水槽に移動させれば、ヒーターで25度に水温を設定できますので、外がマイナス20度であっても無問題になります。

ただし、その場合は照明に注意しておかないと、浮草全般に言えるのですが、強力な光が育成に必要なことが殆どになりますので、メタハラのような強力な照明を設置していない場合、水面までギリギリ水量を増やして照明との距離を縮めて対策を行います。

それにより、ホテイアオイやサルビニア・ククラータ等の強力な光が必要な水草であっても、屋外の太陽光とかメタハラで育成したときの綺麗でハリのある状態には育ちませんが、まあ、なんとか見れる程度には状態を維持できますので、この方法もありです。

 

 

不安であれば購入した専門店に相談をするのがお薦めです。

 

屋外で浮草を越冬させる場合、これまで荒木田土をふんだんに詰めて、ドジョウやヒメタニシを放り込んでいる水槽であれば、寒い冬でも枯れたことは一度もなく、無事に越冬できていますが、必ずこの方法で越冬できる保証もないので、購入点に相談ですね。

購入点に相談をすれば、大抵は快く冬場の越冬方法について説明してくれますし、同じ浮草でも遺伝による個体差というものが存在していますので、ホテイアオイ同士で同じ環境で育てても、越冬できたり出来なかったりする可能性だって当然ある訳ですね。

基本的には屋外の場合、浮草なら荒木田土を敷いた水槽、もしくはベアタンクのダイソーのバケツにメダカやミナミヌマエビを入れておけば、ホテイアオイやサルビニア・ククラータはバケツ全体に増えすぎて困るほどの状態で毎年無事に越冬が出来ています。



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Updated: 2018年12月3日 — 6:06 PM