水槽に設置するエアーポンプは一体どこにおけばよいのか?

水槽を設置すると、水草水槽などを除き、殆どのケースで必要になるのがエアーポンプになりますので、エアーポンプを購入している人も大変多いのですが、このエアーポンプを購入すると説明書には必ず水槽よりも高い位置に設置するように書かれています。

水槽よりも高い位置・・・!?、通常においては普通に水槽を設置している人が、水槽よりも高い位置にエアーポンプを設置できるような状態ではないことが圧倒的に多いですから、壁に穴でも開けて引っ掛けないといけないのか?って気分になりますね。

また、現在では水槽を設置した場合は水合わせや稚魚の隔離などで必須になりつつあるサテライトを使う際にも、エアーポンプは必ず必要になりますし、底面ろ過フィルターやスポンジフィルター、水作エイトなどでもエアーポンプを使うことになります。

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水槽に設置するエアーポンプは一体どこにおけばよいのか?

 

では、エアーポンプを水槽に設置する場合、一体どこにおけばよいのか?と言えば、正直言ってどこにおいても構いませんし、大抵はキャビネットの水槽台を使っているのでしたら、その扉の奥に設置して外部から見えないようにしているのが普通です。

また、エアーポンプは24時間365日休まず動作させる飼育器具になりますので、どうしても騒音が発生する都合上、水槽台のキャビネットの中にしまっておいたほうが防音効果にもなりますし、管理も楽なのでキャビネットの中に設置しておくのがお勧めです。

金魚のお部屋などの入門水槽を購入した場合等、必ずエアーポンプとロカボーイがついてきますが、その場合は水槽の横の床などにエアーポンプを設置しても問題はありませんので、正直言えばエアーポンプは好きな場所におけば構わないと言った結論です。

 

 

何故?メーカーは説明書に水槽より高い位置に設置すると書く?

 

ここで、ある疑問が発生する訳ですが、エアーポンプを販売しているメーカーは何故?、水槽よりも高い位置にエアーポンプを設置してくださいと必ず説明書に書くのか?、別にどこに置いても問題がないのなら初心者の人には大変不適切な内容です。

なにしろ、アクアリウムに興味を持った人なら、まだ何も知識がありませんから、エアーポンプの説明書に水槽よりも高い位置に必ず設置してくださいって書かれていると、必死になって水槽よりも高い位置を探すか用意するかになりますので、困ります。

この理由ですが、水槽よりも低い位置にエアーポンプを設置してしまうと、水がエアーチューブを伝って逆流してくることがないわけではないので、その場合に説明書に注意書きがないとメーカーが悪いと判断されてしまう世の中なので仕方がありません。

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エアーポンプへの水槽の水の逆流が不安なら対策方法はあります。

 

これまで、長期間に渡って何台ものエアーポンプをフル稼働させて来ていますが、全てのエアーポンプを水槽の下側に設置しており、それでトラブルになったことは一度もありませんので、余程問題がある使い方をしない限りは逆流は大丈夫だと思います。

ただ、それでも不安な場合は、逆流防止バルブという水が逆流しない防止弁が色々なメーカーから発売されていますので、それをエアーポンプとその先をつなぐチューブの中間に取り付けておけば、水槽の下にエアーポンプがあっても逆流の心配は無用です。

基本的に、エアーポンプをどこに設置して使っても問題はありませんが、何かあった時には全て自己責任になりますので、どうしても水槽の下に設置したエアーポンプが心配だ・・・となった場合は、逆流防止バルブを取り付けて安心をお金で買いましょう。

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