メダカが立ち泳ぎをしている病気について、治す方法はありませんか?、とのご質問を頂いたいのですが、メダカが立ち泳ぎをしている場合でも色々と状況が異なりますので、どのような状況でメダカが立ち泳ぎをしているのかで対応方法が違ってきます。
一番多いのは立ち泳ぎをしているメダカのお腹が凹んでしまっていて、お腹がぺったんこにになってしまったメダカがふらつきながら立ち泳ぎをしているケースであり、この場合は残念ながらメダカが重大な病気になっているか寿命を迎えている状態です。
それとは異なり、サテライトのように上下左右が完全に透明の水槽でメダカの飼育をしている場合、メダカが平衡感覚がなくてしまうのかもしれませんが、立泳ぎをしたり、逆さまになって泳いだり、普通では見られない独特の泳ぎ方をする場合があります。
メダカが立泳ぎをしている病気を治す方法はあるの?
メダカが病気や寿命で立泳ぎをしている場合、もはや回復させる方法はありませんので、あとは寿命まで育ててあげれば一ヶ月位は頑張って生きてくれることもありますし最後は水槽の底で殆ど動けない状態でも何とか生きようと懸命に頑張ってくれます。
間違っても、魚用の薬などを使って対応をしないようにしておいほうが良くて、環境を変えて病気や寿命で立ち泳ぎをしているメダカを管理してしまうと余計に状態が悪化してしまう事がありますので、お腹が凹んでいるのであればもう死ぬ寸前になります。
逆にお腹がパンパンに張っているメダカが立ち泳ぎをしている場合も、殆ど病気で回復が不能になっている状態ですから、なるべく早い段階で落ちてしまいますので、寿命までは他のメダカに害を与えることもありませんので、最後まで飼育をしていきます。
立泳ぎをしているメダカの病気を治す方法はない?
お腹が凹んでいたり、お腹がパンパンに膨らんで立ち泳ぎをしているメダカの場合、もう寿命を迎えているか、内臓が重大な疾患状態になっていることが殆どであり、外科的施術でもしない限りは回復させることは殆ど不可能なので最後まで飼育をしましょう。
メダカの外科的施術については、これまで聞いたこともありませんし、恐らく大型魚の場合は施術で対応する場合もありますけど、メダカのような小魚の施術は100年後の超科学でも使わないと現代の科学力では不可能ですし、やる理由もないのが現状ですね。
寿命でもうそろそろその生涯が尽きてしまうメダカの場合も、人間の寿命と同じで体が高齢化していて寝たきり状態になっているような状態ですから、不老不死のベニクラゲとの細胞を合成でもしない限りは、寿命を巻き戻す方法はないのが自然の摂理です。
サテライトの中で立泳ぎをしているメダカは簡単に対応可能。
寿命や重大な内臓疾患等で、もはや寿命までの余生を全うさせる状態になっているメダカとは異なり、サテライトの中で飼育しているメダカの場合は立泳ぎをしていたり、逆さまになって泳いでいる場合でも簡単に対応できますので、気になれば対応します。
対応方法はサテライトの中にソイルを敷き詰めるか、メダカを本水槽に移動させるだkで良くて、サテライトの中のメダカは当然ですが、水合わせをすることなくそのまま本水槽に移動させることが出来ますから、可能であれば本水槽に移動させましょう。
殆どの場合で、サテライトの中で立泳ぎをしているメダカは大きく成長してしまって、サテライトが手狭になっていることが多いですから、ストレスなどを抱えていることもありますので、なるべく広い水槽に移動させるかソイルで完全透明を改善します。
人間でもそうですけど、上下左右全てが完全に透明の空間に押し込められてしまうと、通常ではありえないような環境で飼育されているとおなじになるので、どうしても平衡感覚や距離感などがつかめなくなりますし、成長に合わせて本水槽に移動が良いです。