サテライトでメダカの稚魚が死んでしまう場合の対策

7月にもなるとメダカは毎日のように大量に産卵を繰り返しますので、その結果、メダカの卵を大量に捕獲することが出来ますので、その卵を採取してからサテライトに隔離をして室内の環境でメダカの卵を孵化と稚魚の飼育をしている人も多いはずです。

メダカの稚魚の飼育に関しては屋外の大きな水槽を使って飼育をすれば、グリーンウォーターにもなりやすくて飼育もしやすくなるのですが、観察には向いていないことや毎日何度も餌を与えるが面倒なることも多く、その場合は室内で稚魚の飼育を行います。

室内でメダカの稚魚の飼育をする場合、普通に飼育をすると結構難しいことが多いのですが、サテライトを使えば水質管理が自動で行なえますから容易に飼育することが出来ますので、室内で稚魚を飼育する場合はサテライトを使うのがベストな方法です。

しかし、サテライトを使っているのにメダカの稚魚がうまく育てられないとか、何度やっても稚魚が死んでしまうとか、何故か稚魚の飼育に苦戦している人もいらっしゃようなのでその場合に簡単に稚魚の飼育を安定させる方法についてご説明いたします。

 

 

サテライトでメダカの稚魚が死んでしまう場合の対策。

 

サテライトを使っているのにメダカの稚魚がうまく育てられないとか、何故か死んでしまう人の場合、恐らくはサテライトSやスリムなサテライトを使っている人が多いでしょうから、一番大きなサテライトLに交換をするだけで稚魚の生存率が高くなります。

サテライトLを使えば、メダカの稚魚の生存率は大幅に高くなりますので、若干価格が高いことから躊躇してしまう人もいらっしゃるようですが、サテライトLは色々な用途で利用できますので、水槽サイズ的に取り付け出来ない場合を除きこれがお勧めです。

サテライトLを水槽に取り付けて、エアーの量をなるべく絞り、排水口に上部フィルター用のウールをつめて稼働させておけば、水温が28度以上であればメダカの卵を放り込んでおくだけで良くて、後は勝手に孵化してくれますので餌を与えるだけなのです。

排水口にウールを詰める理由は、サテライトの排水口には2種類のフィルターを取り付けれるようになっているのですが細めのフィルター(セパレータ?)を取り付けても孵化したばかりのメダカはすり抜けてしまって水槽に流れ込んでしまうことになります。

 

 

サテライトLを利用すればメダカの稚魚の生存率が高くなる理由。

 

サテライトとサテライトLはあまり変わらないと思うかもしれませんし、サテライトLを利用すればメダカの稚魚の生存率が高くなる理由が分からない人も多いかもしれませんがその理由はとても簡単で水槽サイズが広くなるほど稚魚には都合が良いからです。

現時点ではサテライトLよりも大きなサテライトはありませんので、必然的にサテライトLを利用することになるのですが、その効果は目視で簡単に確認できるほど明確に違いますので、後は稚魚のために餌を毎日何度も与えるだだけで安定飼育が可能です。

メダカの稚魚の飼育を留守にしてもサテライトLを使えば全方向から観察ができますので卵から稚魚が誕生するシーンも見れますし、屋外飼育のようにグリーンウォーターで育てていると大きく成長をしている稚魚が他の稚魚を食べてしまうこともあります。

 

 

サテライトLは必ず購入しておいても損がない飼育器具です。

 

室内環境でメダカの稚魚を安定して飼育させることが出来る水槽を独立して用意するのは普通の人には難しいですから、水量が多いメインの水槽にサテライトLを取り付けながら、なるべく奥行きと横幅が広く水流が弱い環境で育てていくと安定できます。

サテライトLは何本あっても困ることはありませんので、水槽に取り付けれる余裕があるのであれば、必ず取り付けて常時運用しても良いといえるくらいの便利な水槽ですから、現在サテライトを利用していない方は、購入されることをお勧めいたします。

メダカの稚魚以外でもあらゆる生き物を安定して飼育することが出来ますし、サテライトLであれば、若干大きな魚やエビの飼育だって出来ますので、エビを襲ってしまうハゼなどもサテライトLの中で飼育できますから、何かと重宝する事間違いありません。