メダカの稚魚の飼育をする場合、なるべく生存率を高くして育てたいと思う人が圧倒的に多いでしょうから、その場合はダイソーで100円のバケツを購入してきて、水道水を入れて数日間屋外に放置した後、メダカの卵を放り込んでいけば簡単に増やせます。
バケツに水道水を入れた後、太陽の光がよく当たる場所にそのままバケツを放置しておくだけで、メダカの卵が安定して孵化して稚魚が誕生してきますし、早い段階でグリーンウォーターになりますので、稚魚の生存率も高くなり、管理もかなり楽になります。
しかし、誰でも屋外にバケツを放置してメダカの飼育ができるわけでもありませんし、グリーンウォーターになってしまうと観察ができなくなりますから、メダカの卵や稚魚の状態を観察したい場合は、この方法では適切ではないので室内で飼育を行います。
サテライトLを使ったメダカの稚魚の上手な飼育方法。
メダカの稚魚を室内で飼育する場合、稚魚専用の飼育水槽を沢山用意する方法もあるんですけど、普通の人はそのような設備自体を用意できないことや手間隙がかかることから、もっと簡単に室内でメダカの卵を孵化させて稚魚を育てたいと思うものです。
そこで登場するのが、便利なスドーのサテライトLであり、サテライトの中でも最も要領が大きいサテライトLは稚魚が育った後にそのままメダカの飼育を続けているけるポテンシャルを持っていますので、稚魚の飼育ならサテライトLがお勧めだと言えます。
サテライトSとか、普通のサテライトでも別にメダカの飼育をすることは問題ないのですが、やはり数が増えてくると面積が圧倒的に広いサテライトLが安定することや、水流の問題で面積が広いサテライトLでの飼育が有利になるので飼育も楽になります。
サテライトLを使ってメダカの稚魚を上手に育てる方法ですが、その方法はとても簡単で、サテライトLの水流が入ってくる一番左側の部分のみにセパレータをセットして、水流を弱く調整して後はメダカの卵と稚魚をその中で育てるだけの簡単設定です。
サテライトLを使ってメダカの稚魚の生存率を高くして育てる。
サテライトLを普通に使っていてメイン水槽の水質が安定している環境であれば、メダカの稚魚を育てるのは容易であり、後はきちんと毎日複数回に分けて餌を与えておけばよいのですが、サテライトの特徴としては勝手に水流の強さが変わる事があります。
その為、状況に合わせて最適な水量に調整しないといけなくなることがあるのですが、これは水槽の水位やエアーポンプを分岐させて使用している場合など、環境よってサテライトの水流の強さが変わってくることがありますから状況次第で調整をします。
サテライトLを使ってメダカの稚魚を育てる場合、一番左側のパースにのみセパレートを入れてその部分には卵を積極的に入れるようにしていき、残りの右側二つ分のパースを使ってメダカの稚魚を飼育していけば、おおよその場合で生存率が高くなります。
サテライトLを使えば卵の孵化と稚魚の飼育を効率よく行えます。
やはり、メダカの稚魚は水流がとても苦手なので面積が広いサテライトLの広さは圧倒的であり、水流にしても一番左側の水がサテライト内に循環してくる部分をセパレーターで区切って卵専用の保管場所にしてけば、より新鮮な水が巡回する仕組みです。
メダカの稚魚の場合、セパレーターを平気ですり抜けて左側の卵パースに入ってくる稚魚もいますけど、そのうち自然と水流が少ない右側の広いパースに戻っていきますから、サテライトLを使って効率よくメダカの卵の孵化と稚魚の飼育を行います。
ただし、注意点としてはサテライト全てに言えるんですけど、排水口を細かいタイプにしておいてもメダカの稚魚はそこをすり抜けて本水槽に流れ出てしまいますので、それを防ぐためにも排水口に上部フィルター用のウールをカットしてセットしておきます。