ミナミヌマエビが死んでしまった|そのまま放置で大丈夫なの?

ミナミヌマエビの飼育をしていると、最速で当日に死なせてしまう人から、1年以上育てつつ大量の子孫を増やせる人まで、色々なレベルの飼育者が出てくる事になります。

しかし、究極的な結論から言えば、どのようにミナミヌマエビの飼育経験が豊富な人であっても、必ずミナミヌマエビには寿命がありますし、それは他の同じ水槽で飼育している生き物よりもかなり早い段階でやってきます。

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ミナミヌマエビの寿命は1年前後?10年も生きる個体はいない?

 

ミナミヌマエビの寿命というのは、それほど長くはありませんので、持って1年から2年位の期間は成長しながら生きていく事になるのですが、それ以降の3年、4年になると、殆どのミナミヌマエビは残念ながら寿命を迎える事になります。

ただ、例外的に5年、10年と生きているミナミヌマエビもいるのかもしれませんが、そのような個体をこれまで見た事がありませんので、寿命は1年から2年くらいが相場であるとの判断です。

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メダカの半分くらいしか寿命がないのがミナミヌマエビ。

 

生息環境がよく似ているメダカでしたら、3年以上も生きる個体も出てくる訳ですから、ミナミヌマエビの寿命というのはメダカの半分くらいしか生きる事ができない、本当に寿命が短い生き物になります。

これは、飼育環境でのミナミヌマエビの話であり、自然界においてはミナミヌマエビはあらゆる生き物から美味しい餌として識別されて捕食されてしまう為、その寿命は相当短くなる個体が沢山いる事になるのですが、こちらについてはどの生物でも同じです。

そのようなミナミヌマエビなのですが、同時期に誕生した個体をそれなりに飼育している場合、例え全く同じ環境で飼育をしていても、その個体差によって結構寿命が異なるのですけど、大抵は同じくらいの時期にバタバタと倒れていく事になります。

いわゆる安定して飼育をしてる際に、寿命がやってきて死んでしまったケースがこれに該当する訳なのですが、この場合、ミナミヌマエビの死体を水槽から取り出したほうが良いのでしょうか?

 

 

 

ミナミヌマエビが死んでしまってもそのまま放置で構いません。

 

よく聞かれる話として、水槽内でミナミヌマエビが死んでしまったら、その死体をなるべく早くネットなどで掬って処分しないと水槽内の水が悪化する為、そのままにしてはいけませんと言った話です。

しかし、こちらに関して言えば、寿命で死んでいくような飼育環境の場合でしたら、別に水槽からミナミヌマエビを隔離する必要はなくて、そのまま水槽内にミナミヌマエビの死体を放置しておいても構いません。

そのような事をしたら、水槽の水がどんどん汚れてきて、他に生き物が全滅してしまうのではないのか?、と思われる方もいるのでしょうけど、実際にはミナミヌマエビが寿命や病気で死んでしまったとしても、そのまま放置で良いのです。

ただし、これはミナミヌマエビを寿命まで飼育できているような環境の場合であり、水槽に投入してもミナミヌマエビが翌日死んでしまうとか、全滅してしまうような環境の場合は、速やかにミナミヌマエビの死体を撤去しておいたほうが無難です。

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その理由について、次回にご説明します。