メダカの卵にカビが生える原因は一体何?対策?

メダカの卵にカビが生えて困っている・・・何故?カビが生えるのか?対策方法を教えてって連絡が来たのですが、メダカの卵に白っぽい、風の谷のナウシカで出てきた胞子のようなカビが生える原因については、いくつかありますので、それを確認します。

最初に、メダカの卵が無精卵の場合、卵の色が最初から白っぽくなっていますので、そういった無精卵の白っぽい卵と近接して水草などに付着している卵の場合、次第に無精卵から腐っていき、白いカビが生えてきますので、無精卵をみたら直ぐに排除します。

無精卵でなく、有精卵で透明の卵、更にはメダカの頭や目の形状が確認できる孵化寸前の卵であっても、カビが生えて困っているって状態になることがあるんですが、これの原因の大半が、水温が低すぎて、卵が腐ってしまいカビが生えてしまうってのが原因。

 

 

メダカの卵にカビが生える原因は一体何?対策?

 

無精卵については、目視で簡単に誰でも判別できますが、よく分からないって人がいれば、メダカの卵は透明であれば通常の有精卵で、色が白っぽい卵は無精卵なので、色が白っぽい卵を見つけたら、ピンセットなどで駆除をすれば良く、対策方法は簡単です。

また、もう一つの水温が低すぎて卵が耐えれない場合ですが、これもヒーターをセットして水温を25度にセットした水槽を用意すればよいだけなので、水槽にヒーターを付けて水温を25度にすれば解決するのですが、よくあるのがサテライトを使うケース。

サテライトを使って、その中にメダカの卵を入れてしまった場合、本水槽は25度の水温であっても、気温が下がり室温が低い際にはサテライト内は、状況により22度位まで下がってしまうことがあり、それで卵が一気に腐ってカビてしまう事になります。

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メダカの卵や孵化した稚魚はサテライトは駄目?

 

気温が高い夏場であれば、先ずサテライトの中で、メダカの卵を孵化させて、針子と呼ばれている生まれたばかりの稚魚を育てても、なんの問題も無いのですが、日本の冬は想像以上に冷え込むことが多く、最近では異常気象とも言える状態がよくあります。

気密性が高い、元麻布ヒルズ等の高級タワーマンションでしたら、全然問題はないのですが、普通の住宅の場合、冬場は室内でもかなり冷え込むことが多く、サテライトの中の水温が本水槽とかなり違ってしまうことも多いので、サテライトは特に注意します。

サテライトでも、ある程度成長して1cmくらいになったメダカの稚魚は問題が無いことが殆どなのですが、卵の時、孵化したばかりの際は、水温にはシビアなので、水槽内でプラケースなどを浮かべて、その中に卵を入れて孵化させれば、普通に孵化します。

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水槽の飼育水が悪化しているのは原因ではないの?

 

ここまで説明すると、大抵の人は納得してくれるんですけど、稀に水槽の飼育水が汚れていて、水質が悪化しているので、メダカの卵が腐ってしまうのでは?って更に質問をしてくる人も居るんですけど、そもそもですが、その場合はメダカは産卵しません。

水槽の飼育水が、水温が25度なのに、卵が全て白いカビだらけになって腐ってしまうほど、アンモニアとか餌の食べ残しなどによる水質汚染が進んでいる場合、そもそも、メダカが産卵できるような状態ではなく、メダカの体は生命維持モードになってます。

その為、水槽内でメダカが産卵をしているのであれば、その水槽の飼育水は問題がなく、適切な状態であれば卵が孵化して稚魚が生まれてくる訳なので、気になるようでしたら、エーハイム2213を追加すればよいだけですし、水質には問題が無いのです。

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