ホタルイカのように光るメダカは何処で購入可能?

最近は、メダカがブームとかって噂になっていて、メダカ専門店等もいくつか出てきているようですが、それにより、メダカの販売をしている業者が勝手に商品名をつけて、色々な色や形状が通常とは異なるメダカを売り出しているのですが、全て同じです。

ネットやホームセンター等で売られている、全てのメダカが同じというのは、白メダカ、ヒメダカ、ダルマメダカ、みゆきちゃんとか、商業ベースで流通しているメダカに関しては、繁殖をさせた際に偶然誕生した奇形や色違いのメダカを固定化してるから。

なので、やたら新しい名前のメダカが乱立しているので、いい加減でちょっと色が違うとか、形状が違うとかで業者が勝手に商品名をつけて流通させるのは規制した方が良いのでは?と思うんですけど、まあ、商品名なので今後も変わらないような気がします。

 

 

ホタルイカのように光るメダカは何処で購入可能?

 

そこで、何処で知ったのか?、ホタルイカのように光る珍しいメダカが欲しいのですが、購入方法と飼育方法を教えてほしいとの相談を受けたんですが、これ、以前かなり問題になった遺伝子組み換えメダカのことだと思うので、それ前提での回答です。

光るメダカについては、ラメ入りのキラキラした光沢を持つメダカのことでは?と思う人もいるかも知れませんが、問題はホタルイカのように光るメダカという言葉の意味でありこれは暗闇で光るとか、光の反射ではなくて、メダカそのものが光る意味ですね。

そんなメダカいるの?って驚く人もいるでしょうし、よく分からないけどそんな珍しいメダカがいたら欲しいって感じなんでしょうけど、日本でも販売されていた遺伝子組み換えメダカがそれに該当していて、確かにこのメダカはクラゲのように光ってました。

 

 

何故?遺伝子組み換えメダカは暗闇で光るのか?

 

遺伝子組み換えのメダカが暗闇で光る理由なんですけど、これは暗い場所で発行するクラゲの遺伝子をメダカに組み込んで誕生させたメダカであり「じょうじ」で有名なテラフォーマーズのように人間にクラゲの遺伝子を組み込んで特殊能力を与えたイメージ。

それ故に、クラゲ同様に暗い場所で光ることから、当時は大変話題になったんですが、遺伝子組み換えのメダカを販売することは日本国内では問題になったというか、法律上の問題が発生するので、直ぐに国や行政が動いたことから、販売中止になりました。

しかしながら、この遺伝子組み換えメダカを購入した全てのお客さんが特定できずに、今でも、もしかすると、当時の購入者が飼育と繁殖に成功していて、こっそりと室内で遺伝子組み換えメダカを飼育しているかもしれませんから、それを見た人もいるかも?

 

 

遺伝子組み換えメダカは日本国内では購入不可です。

 

日本国内ではメダカに限らず、遺伝子組み換えを行って人工的に誕生させた生物の売買等は当然禁止されていますし、そのような生物が自然界に放たれてしまったら何が起こるかわからないのですが、これまでの日本の行政の対応を見ていると宛にならない。

何しろ、沖縄でハブ退治の為にマングースを放つなど、そんな事をしたらどうなるかについては、素人でも分かるんですが、ジャンボタニシ、アライグマ、アメリカナマズ、カダヤシ、ザリガニなど、無責任な管理により外来生物が多数日本で帰化しています。

この光るメダカについては、台湾で作られたと聞いていますが、これも確実は話ではなく、実際には何処で生み出された遺伝子組み換えメダカなのか、分かりませんけど、興味を持ったとしても、これに手を出すことがどういう意味なのかをよく考えましょう。

規制が入るまでに遺伝子組み換えメダカを購入した人から、国や行政も全ての個体を回収できておらず、日本国内で繁殖をしている人がいて、こっそり見せてくれるなどもあるかもしれませんが、そのような人がいたら行政窓口に相談するのも一つの判断です。