ホテイアオイが枯れてしまう赤いアブラムシはレミングス?

屋外に設置している水槽に浮かべているホテイアオイが順調に・・・というよりも爆発的に増殖していて水槽の水面を覆い尽くす状態になっていたので、そろそろ駆除が必要かな?と思ってよく見てみると、一つの水槽のホテイアオイに異常が確認できました。

今回、水槽のホテイアオイにどのような異常していたのかと言えば、葉っぱが黄緑色になってそばかすのような茶色い斑点のような症状が確認できましたので、いつものアブラムシかな?と思ってみてみると、予想通り赤いアブラムシが大量にいたわけです。

このホテイアオイに寄生して、ホテイアオイが枯れるまで栄養を集団で吸い尽くしてから、大量繁殖する赤いアブラムシ?、もしかしたらダニなのかもしれませんが、毎回どこからやって来るのかいつも不思議なんですけど、よく見るとハエがいるようですね。

 

 

ホテイアオイが枯れてしまう赤いアブラムシの寄生はハエが原因?

 

赤いアブラムシかダニなのか分かりませんが、毎回ホテイアオイが枯れてしまう原因になっているこの害虫がどこからやって来るのか分からないのですが、以前カナブンがホテイアオイ上で休んでいたのを見て、カナブンに寄生して来るのかな?と感じました。

ただ、今回、赤いアブラムシが発生していた水槽のホテイアオイにだけ、小さなコバエが数匹ほどくつろいでいたので、もしかしたら赤いアブラムシはこの小さなハエが媒体となり、どこからかやって来るのか?、とカナブンよりもハエの方が怪しいですね。

赤いアブラムシは空をとぶことは出来ませんし、ホテイアオイの中から自然発生するような生き物ではないようなので、必ず何処からやって来ると予測できますから、必ず媒体になっている害虫を飛翔できる生き物がいるはずなのでそれを特定したいですね。

 

 

ホテイアオイに寄生する赤いアブラムシはそのまま全滅する不思議。

 

毎回のように、特定の水槽に発生している赤いアブラムシなんですが、見ていて面白いのは、その水槽に浮かんでいる全てのホテイアオイに寄生していき、すべての栄養を吸い尽くしてホテイアオイが枯れるまで、その場で繁殖し続けるのですが・・・。

何と、そのまま寄生してホテイアオイの上で増殖をし続けると、最終的にはホテイアオイが枯れてしまって、そのまま水槽の中で朽ち果ててどろどろに溶けてしまうんですが、この赤いアブラムシは水中に落ちると死んでしまうので全滅してしまいます。

はたから見ていても、寄生したホテイアオイがかれてしまうと全滅している時点でマヌケとしか言えませんし、水面に落ちてしまうとメダカに速攻で襲われて食べられてしまいますので、何がしたいのか分からない不思議な害虫なので、見ていると面白いです。

 

 

ホテイアオイが沈む前に新たなハエに寄生して次の場所に移動?

 

一連の意味不明な赤いアブラムシの行動なんですが、カナブンやハエに寄生してホテイアオイが浮かんでいる水槽にやってきて、そこで繁殖を始めるわけですが、繁殖し続けると最後にはホテイアオイがかれてしまって赤いアブラムシも全滅してしまいます。

レミングスのような意味不明な行動なんですけど、これって新たな繁殖場所で大量に繁殖をすることによって寄生したホテイアオイが枯れて沈んでしまう前に、何かハエ等が好むフェロモン等を発生してハエを呼び寄せて寄生しているような気もしてきました。

それで、ホテイアオイの上で大量繁殖した赤いアブラムシの中で運良くハエに寄生出来た個体が新たな場所に移動をしてそこでまた新たな子孫を大量に発生させて、その繰り返しで子孫を生き残している?、こんな仮説を立ててみたのですがどうでしょうか?

赤いアブラムシが大量発生しているホテイアオイはそのままでは必ず枯れてしまいますし、目視で確認できないような卵も大量に産み付けられているので、対処方法としてはそのまま水槽の底に数日間沈めて窒息死させるのが今のところは有効な対策方法です。