先日、2年間程放置していた荒木田土を敷き詰めた水槽から、荒木田土を撤去することにしたんですが、2年間で熟成されて田んぼの土から全く別の真っ黒いドブの土に変わってしまっているこの恐怖の荒木田土の扱いはあまりに危険で相当な覚悟が必要です。
ベランダの水槽で2年間に渡って熟成されてドブの土になった荒木田土の何が危険なのかと言えばその匂いがあまりい凄いのでマンションのベランダではその悪臭がご近所に悪影響を与える可能性がありますので、作業を初めたら中止するとかなり不味いです。
その為、作業を始めるとなるべく早くドブになった荒木田土をごみ袋等に密閉して廃棄する準備をしないといけませんし、その周辺がかなり汚れますので、大量の水を用意しておかないといけませんから、普通の水槽のリセットよりも手間暇が掛かります。
2年間放置で熟成された荒木田土は悪臭が酷く掃除も大変です。
ワインや日本酒なども熟成するほど旨味が増すとかよく言われますけど、荒木田土も熟成させるほど最初の状態とは異なる物質になってしまうようで、真っ黒い悪臭を放つヘドロのようなドブになってしまっていますから、その扱いはとても大変でした。
メダカは全滅してしまっていましたが、ドジョウだけは元気に育っていて、なんか2年前よりも個体数が増えているような気がするんですが、ドブの中でも元気に育つドジョウが水を抜いたドブになっている荒木田土の泥水をピチャピチャ跳ね飛ばす状態です。
それが、自分の顔や髪の毛、服や自宅の窓ガラスなどに何度も飛び散りますし、水槽用のジャリスコップでドブになっている荒木田土を取り出す際にもちょっと勢いをつけてしますと、あっという間にそこら中に泥水が飛び散る超危険状態になるのが怖い所。
ドブなった荒木田土はメンテ中にそこら中に飛び散り異臭を放つ。
ソイルや大磯でしたら、そのような心配はないのでしょうけど、熟成されてドブになってしまった荒木田土は凄い細かい水に溶けた砂のようになってしまっているので、水が飛び散った場所に必ずその汚れが付着するようになっている大変恐ろしい状態です。
その為、服は汚れてしまって選択は必須になりますし、自分の体にも悪臭を放つ黒い泥が沢山付着して、そのままでは食事もできないほどの状況になり、作業をした後の自分の両手にはドブの異臭が染み付いてしまいますので、事前に風呂を沸かしておきます。
ドブ化してしまった大量の荒木田土をビニール袋に入れて、燃えるゴミとして処分することいなるんですけど、その作業中はドブの臭いが凄いことやドブ化した泥水が大量に飛び散りますので出来ればマスク着用やタオルで髪の毛を隠しておいた方が良いです。
ドブになった荒木田土の水槽のメンテの後は熱い風呂で温まります。
こんなに風呂が良いものだとは普段は感じないんですけど、ドブさらいをした後にふろで汚れと疲れと暖を取るのをイメージしたらわかりやすいと思いますが、不思議と荒木田土がドブ化した水槽のメンテナンスが終わった後の風呂はとても快適でした。
ベランダに飛び散った汚れやドブ化した荒木田土の除去には大量の水が必要になりますので、車のアルミホイールを掃除するブラシで水を流しながらゴシゴシと綺麗にして、廃棄する荒木田土はゴミ袋にいれて何重にもしながら悪臭を遮断してゴミ処分です。
2年間に渡って荒木田土を放置する人はいないとは思いますが、最低でも毎年1回は新品に交換したほうが良くてソイルなどでしたら5年以上全く交換なしでも問題ないんですが、荒木田土は交換前で2年間も放置したら全く別の状態で再利用出来ません。