身に覚えがないスネールが大発生する侵入ルートは水草のみ?

水槽でメダカやエビの飼育をしていたり水草やビオトープを楽しんでいる人なら一度は経験したことがあるかと思いますが、突然小さな黒い貝が水槽内に大発生をしてしまい、そのまま放置しておくと手がつけられないくらいの数に増殖していきます。

その為、この見に覚えのない小さな黒い貝が水槽の中で大発生をしているのをみつけたら、急いで駆除をする必要がありますので、なんか変な貝がいるな?と思ってそのままスルーするのではなくて、害虫が水槽に侵入しているくらいの気持で対応します。

この黒い貝のことをスネールと表現することが多くて、スネールと言えば黒い貝になりますので正式な名称を知らない人も多いのですが、サカマキガイと呼ばれている貝がこのスネールであることが多く、どこから水槽にやって来るのか謎が多い貝になります。

 

 

見に覚えのないスネールは一体どこから水槽内に侵入してくるのか?

 

全く身に覚えがないのに水槽の中で大発生しているスネール、いわゆるサカマキガイが一体どうやって水槽の中に侵入してくるのか気になる人も多いかと思いますけど、その代表的な侵入方法は水草に卵や稚貝が付着して堂々と侵入してくる方法が一般です。

サカマキガイの卵や稚貝はたいへん見つけにくくて、洗っても簡単には落ちないこともありますので、それでネット通販などで水草に付着をしてきますので、販売業者も可能な限り除去をしているのですが、それでも100%の除去は出来ないのがスネールです。

ですから、水草付着の対処方法としては、2週間から1ヶ月ほど隔離した水槽を用意しておき、その中で水草をクリーニングする様な方法で問題なければ本水槽に移動をさせておけば、殆どの場合でスネールが水草と一緒に水槽に侵入するのを防げます。

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屋外に設置した水槽のみに発生する謎のスネール・サカマキガイ。

 

室内に設置している水槽では、水草と一緒に水槽内に侵入してくるしか手段がないサカマキガイなんですけど、屋外に設置している水槽では水草も入れていないのに何故かいつの間にかサカマキガイが水槽内で大繁殖をしていて驚く事も稀にあります。

何しろ、水槽の中に新しい生き物や水草などを全く入れていない状態なのに、何故かスネールが大量発生しているわけですから、驚くのは当然でありどうやってこの小さなサカマキガイが水槽内で大量発生したのか気になる人もいるのではないでしょうか?

ミドリムシやミジンコなどでしたら太陽の光が強烈に照射される屋外の水槽で暫くの間メダカやエビの飼育をしていると、勝手に発生する事が多いのですが、サカマキガイはプランクトンではありませんので、何もないところから発生することはありません。

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屋外で新規に発泡スチロール水槽を用意して実験を行いました。

 

それで、身に覚えがないスネールが水槽内で大発生する現象について実際にどうなるのかを検証するために、屋外に新しい大きな発泡スチロールを設置して、その中に水道水を入れてこの中でスネールが発生するのかどうかを検証してみることにしました。

メダカやエビなどの生き物は一切入れずに、水道水だけを発泡スチロールの中に入れて、この状態でスネールが発生するかどうかを確認することにしたんですけど、当然ですがこの状態では普通に考えてメダカやエビが勝手に発生することはありません。

何も生き物を入れていないし、水草も入れていない、ソイルや赤玉土も敷いていないベアタンクの状態で、屋外に設置した水道水だけを入れた真っさらな発泡スチロール水槽の中で一体何がおこるのか?、ボウフラが発生しそうですが、次回以降に続きます。

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