ミナミヌマエビの特徴として、大量かつ容易に繁殖できることがあり、その為、観賞用の飼育以外にも釣り餌で使われることも多くて、釣具専門店に行けば大抵はミナミヌマエビが釣り餌として格安でいきた状態で売られているのを確認できます。
釣具店によってはミナミヌマエビでなくて、ブツエビと言った感じで違う名称で売られていることもありますし、スジエビとごっちゃになって売られていることもありますが、これは釣り餌として売られているので、エビならなら何でも良いのです。
実際、観賞用であってもミナミヌマエビをグラム購入すると、大抵は数匹程度はスジエビが紛れ込んでいる状態は普通にありますので、釣り餌として使われるエビの場合はそれがミナミヌマエビだろうとスジエビだろうと購入する人は全く気にしなのです。
釣り餌のミナミヌマエビが余ったら持ち帰るべき理由。
釣り餌にミナミヌマエビを使っている時点で、クーラーボックスを持参して釣った魚を持ち帰って食べる人が殆どでしょうから、キャッチ・アンド・リリースのルアー釣りをしている人は異なり、大きなクーラーボックスが大抵その辺にあるはずです。
また、ミナミヌマエビを生きたまま購入している時点で、餌用の小さなクーラーボックスも持参しているでしょうから、釣り餌として使っているミナミヌマエビが余った場合は、そのまま持ち帰ればよいのでしょうけど、稀に釣り場に捨てる人がいるようです。
ミナミヌマエビの場合、自然界に放流しても殆どが生き残れないかもしれませんが、体の小さいミナミヌマエビが何と茂みに逃げ込んで生き残り、そこで繁殖をするとか元々生息していたミナミヌマエビと交配を始めるといわゆる遺伝子汚染状態になります。
この遺伝子汚染に関しては、誰が言い始めたのか分かりませんけど、人間が国際結婚をするのは歓迎ですけど、その他の生き物が他の場所から持ち込まれてそこで繁殖をするのは駄目だということなので、ちょっとこの考え方にも考えるところはありそうです。
ですから、熱帯魚専門店やホームセンターでミナミヌマエビを購入する場合、ビーニーるの袋に自然界に放流してはいけませんといった文字が赤色でかかれているのを最近では当たり前のように見ることになるのですが、釣具店で購入するとそれはありません。
釣り餌の余ったミナミヌマエビは持ち帰って飼育をしましょう。
釣り餌として購入したミナミヌマエビが余ると、可哀想だからとか、面倒だからと言って、その場に捨てる人がいるんですけど、その考え方や行動はちょっと問題がありますので、余ったミナミヌマエビが可愛そうなら持ち帰って飼育をしてみましょう。
ミナミヌマエビの飼育はとても簡単で、バケツがあればベランダや庭で飼育することも出来ますし、睡蓮鉢があればそこに入れておくと勝手に繁殖をしていきますので、誰でも簡単に飼育ができて単独飼育なら爆発的に増やすことも出来るのがポイントです。
釣りを楽しんでいる人であれば、ミナミヌマエビは数カ月もあれば夏場であれば爆発的に増えていきますので、今後は釣り餌を購入することなく、自宅から生きたままのミナミヌマエビを捕まえて、そのまま釣具店によることなく釣り場に移動ができます。
案外、毎回餌を買うために釣具店にいくのも面倒なことが多いですから、それだったら、以前の釣りの際に余っているミナミヌマエビを持ち帰り、それを繁殖させて数を増やし、釣り場に直接持っていけるようにしておけば一石二鳥といえますからね。
ミナミヌマエビを爆発的に増やしたい場合は、スーパーで大きめの発泡スチロールを無料でもらってきて、その中に水道水を入れてからマツモを適当に浮かべて、釣り餌の余ったミナミヌマエビを入れておけば、暫くすると爆発的に増えているはずです。