サテライトにエビと同居させたメダカの稚魚と生存率

ここ最近、メダカが毎日のように卵を産卵しまくっているので、室内水槽に設置しているスドーのサテライトにて、ミナミヌマエビを同居させてから同じ環境で卵を孵化させたら、稚魚がどれくらいの生存率になるか試してみることにしました。

使用したサテライトはサテライトSですから、スリムタイプを除く、ノーマルタイプでは一番サイズの小さいサテライトであり、メダカの稚魚の飼育には最適なサイズになりますし、メダカの卵は合計で30個を投入してみることになりました。

この小さなサテライトSの中に、2㎝くらいのミナミヌマエビを3匹程いれてみて、メダカの卵の孵化率と稚魚の生存率を調べてみることになった訳なのですが、ミナミヌマエビは狭い環境に入れると結構動き回るのでそれがどうなるかになりますね。

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サテライトSにミナミヌマエビを入れてメダカの卵を孵化させた結果。

 

30個のメダカの卵を室内の水槽で孵化させる場合、一番いいのは丸いプラケースに入れて水面に浮かべておくことであり、その方法でしたらメダカの卵の孵化率と稚魚の生存率がかなり高くなりますので、お勧めではあるんですが欠点もあります。

その欠点とは、案外水槽に浮かべている丸いプラケースが水槽の底に沈んでしまうことも多くて、水槽の水は一週間もあればある程度蒸発していきますので、それで2213のナチュラルフローパイプから流れる水流に引っかかってアッサリと沈みます。

そうなると、本水槽に親メダカなどがいる場合は、稚魚は襲われて食べられてしまうんですが、以前、何度か水槽の底にプラケースが沈んだ際は、稚魚がナチュラルフローパイプや2213のストレーナーパイプ付近に隠れていて無事に育てることができました。

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サテライトを使った場合、そのようなトラブルが発生することがありませんので、初心者の方でも簡単に室内でメダカの稚魚を育てることが出来るんですけど、問題はその際の生存率になると思いますので、今回ミナミヌマエビを入れて実験をしてみました。

 

 

無事に生き残って成長しているメダカの稚魚は6匹のみでした。

 

メダカの稚魚を卵から孵化させてある程度の大きさまで育てるのには1ヶ月以上はかかりますので、結構時間かかる実験なんですけど、卵から孵化したメダカの稚魚は20匹以上はいましたので、ミナミヌマエビがいても孵化をさせることは問題ありません。

卵から孵化したばかりのメダカの稚魚から見て、体が大きくて動き回るミナミヌマエビが小さなサテライトSの中に3匹もいると、相当なストレスになってしまうらしくて、メダカの稚魚はみるみる減っていき、気がついたら6匹のみになっていました。

メダカの稚魚には毎日、粉末状にした金色パッケージのメダカの餌を与えていましたので、エサの問題はないでしょうから、やはり、ミナミヌマエビをサテライトSに入れ他状態で、メダカの卵を孵化させるとか、稚魚を育てるのは止めておいた方が無難です。

試しにミナミヌマエビをサテライトに入れてみたら、いい感じでメダカの稚魚が育ってくれるかとは思ったんですが、多分、ミナミヌマエビ3匹が狂ったように突然サテライト内を動き回るのがメダカの稚魚には相当なストレスになったのかもしれません。

サテライトSを使ってメダカの稚魚の飼育をする場合は、そのままでは排出口から簡単にメダカの稚魚が流れてしまいますので、上部濾過フィルター用の、白いウールを小乳してきて、ハサミでカットしてから排水口に取り付けておけば安心して使えます。



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