メダカは自然界で復活することが出来るのか?|その理由

最近では、ヒメダカが普通のメダカのように扱われるようになった為、その存在自体が忘れ去られそうになっているのが、本来野生に生息していた黒いメダカになります。

この黒メダカ、本来はメダカで通用していたのですが、御存知の通りヒメダカが普通のメダカの位置を取って代わってしまっている状態のため、商業的な名称として黒メダカと言った名称で流通しており、その名の通り黒っぽいメダカになります。

 

 

自然界の黒メダカが激減している理由とは?

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ここ最近は、メダカの生息している環境がどんどん少なくなってきており、商業的な価値も殆ど無いメダカは行政からも保護されることなく、漁業関係者からも保護されることなく、いつの間にか開発とともにその姿を消していることも少なくありません。

これまで、メダカが住んでいる河川だから開発してはいけないと言った反対運動などをしている人たちを一度も見たことがりませんので、特にいてもいなくても関係ない人が多いメダカの場合は、とにかく人間の都合に弱い生き物になります。

 

 

今後はメダカにとって良い環境が復活するのか?

 

昭和の高度成長期になると、田舎の山奥のような土地でも再開発が行われて、どんどん山が切り開かれたり、小川が埋め立てられたり、田んぼが宅地化されたりと、メダカ以外の自然の生き物は危機的な状況になっています。

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今後、メダカにとって住みやすい自然の環境が復活することは永遠に来ないと思われていましたが、最近ではそうでもなくなってきており、これからもしかするとメダカが自然界で復活する日が来るかもしれません。

その理由とは・・・。

 

 

地方の過疎高齢化が激しく人がいなくなっている現状。

 

現在の日本では急激な高齢化社会になってきており、地方に行くと限界集落になってしまっている、もう数十年すればそうなるような過疎地域がどんどん出てきており、それにより空き家も急増しています。

その結果、まずは無理やり宅地化したような場所などから人がいなくなり、それがだんだん広がってくると、最終的にその地域から人の姿が消えていくことになりますので、結果的に本来の姿に戻っていく事になります。

 

 

長い時間をかけて人がいなくなるとメダカが復活?

 

もちろん、家や建物などはすぐにはなくなりませんし、無くなった河川などもすぐに復活るわけではありませんけど、長い年月をかけて人が住まなくなった地域がどうなるかは、福島第一原発の事故を見ても何となく分かるのではないでしょうか?

メダカが自然界で復活する要素があるとすれば、それは人がいなくなることであり、人がいなくなれば、いかなる天敵がいようとも、メダカは力強く本来の状態に戻り、人知れず何処かの小川などで復活していくのではないかと思います。



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Updated: 2017年2月3日 — 3:56 PM