秋の季節と赤トンボ|和む気持ちよりも水槽の心配を!

室内に設置している水槽とは異なり、屋外に設置している水槽というのは、完全に飼育者が全てを管理できる訳ではありませんので、常に屋外の自然環境や侵入者などの影響を受けることになります。

ちなみに、ビニールハウスの中に設置している水槽は私の基準では屋外水槽ではありませんので、ここでいう屋外水槽というのは、本当にベランダや庭先などに設置している水槽のことであり、何かしらの建物で囲まれていない水槽のことです。

 

 

屋外水槽の場合はどの水槽も同じ太陽というグローバルな照明を使っています。

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屋外に設置している水槽の場合、あえて餌もやらないし手入れもしない何もしない完全放置な人や、睡蓮鉢などの水生植物の育成をメインにしている人、手入れをしてそれなりの環境を作っている人それぞれです。

いろいろな条件はあるのでしょうけど、どの様な環境の屋外水槽であっても、太陽の光を証明として利用しているのは共通点ですし、その地域環境によって異なるのでしょうけど、自然の風や自然の生き物などがやってくることもあります。

そんな訳で、秋になると日本の秋の季節感を感じる生き物が色々と誕生してくる訳ですが、その中でも得に有名なのが夕焼け小焼けの赤トンボではないでしょうか?

 

 

赤トンボが真近で見られるかもしれない屋外水槽?

 

屋外に水槽を設置していると、場所によってはカエルがいつの間にか住み着いてたりしますし、ボウフラが大量発生していたり、飼育者が全く知らない間に色々な生き物が集まってくることがよくあります。

その中でも、トンボというのは空を飛翔してきますから、他のカエルなどよりも移動能力が大変高い為、こんな場所にトンボが?、と言った感じで、トンボが水槽の水草の上などでまったりしているのを見ると和むものです。

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田舎であれば、トンボはどこでも見ることが出来るのですが、東京都心の場合、庭先でトンボを見ること自体が殆どありませんので、その様な環境で屋外に設置している水槽にトンボが集まっているのを見ると、かなり珍しいものを見ている感じになるのです。

暑い夏場であれば、トンボが水槽に集まっているのを見ることは殆どないのですが、秋ころになり気温が下がってくると、どこからともなくトンボが水槽に集まってきていて、何かしら和んでいる感じになるのですが・・・。

 

 

トンボが水槽に集まっている場合は要注意なのです。

 

ぱっと見で、秋の季節にトンボが水槽に集まっているのを見ると心が和むとか、子供の頃を思い出してうっとりしてしまう人もいるかもしれませんが、万が一、トンボが水場を見つけて産卵をしている場合は大変なことになります。

なぜなら、トンボがそこで産卵をしている場合、ヤゴが必ず発生しますので、メダカやミナミヌマエビしかいない水槽であれば、かたっぱしからヤゴに襲われてしまうことになるからです。

金魚や錦鯉などでしたら、逆にヤゴが餌になるのでしょうけど、メダカやミナミヌマエビの場合は反撃する術もありませんし、狭い水槽の中では逃げる場所もない上に、ヤゴは相当凶暴で動作も素早いですから、飼育者が駆除をするしかありません。

ヤゴって数センチですからまだよいのですが、あれが2メートルくらいのおおきさであるのであれば、もはや怪獣や恐竜の類の姿をしていますので、あんな生き物に襲われるメダカは恐怖心で失神してしまいそうなくらいのイメージです。

秋の赤トンボが水槽の周りを飛んでいると、見ていて大変和みますけど、万が一水槽付近で頻繁に見かける様になった場合は、一応ヤゴの確認はしておいたほうが無難です。



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