メダカの飼育をしている水槽を見てみたら、メダカが数匹死んでいたので、いつもの寿命かな?と思って水槽の中を見てみると、なんかカビみたいなのがあったので、もしや?と思い、更に良く見てみると、なんと尾腐れ病で死んでいたり、死にかけでした。
尾腐れ病というのは、ろ過フィルターが機能していないとか、水質が悪化している水槽で発生することが多い、メダカなどの魚が感染する病気で、これまで、水槽はきちんと管理しているので、尾腐れ病等は発生した事がなかったですから、うーんて感じです。
最近は、水槽を放置している事が多くなってきたのですが、メダカの飼育水槽にはエーハイム2213を3機を稼働させていて、このろ過フィルターでしたら、よほどの事がない限り問題が無いのですが、なぜ?こうなってしまったのか?、尾腐れ病の原因は?
メダカが尾腐れ病で死亡?餌のやりすぎが原因か?
尾腐れ病は水槽の飼育水の中の、病原菌が原因なんですけど、実は普通に飼育をしていても一定数の病原菌は飼育水の中にいますから、新型コロナウイルスのように、外部から病原菌やウイルスが侵入してきた訳ではないのですが、バランスが全てなのです。
水槽内のバランスが崩れてしまうと、尾腐れ病の病原菌が以上に増えてしまい、体力が落ちているメダカから感染して病気になって死んでしまうって流れになりますので、普段から、水質を良くして、きちんと管理していれば、通常は尾腐れ病にはなりません。
今回の、尾腐れ病の原因ですが、60cm水槽で100匹ほどのメダカを飼育しているのですが、これくらいの個体数でしたらエーハイム2213を3機稼働させているのなら問題はありませんから、どうやら餌が原因っぽくて、オートフィーダーやっちゃったかな?
水槽放置の強い味方エーハイムオートフィーダー。
初心者が水槽崩壊させてしまう、その最大の原因が、餌のやりすぎになるんですけど、実は餌ってのは控えめに与えるのが一番良くて、魚が水槽のガラス越しにしっぽをふりふりして、餌を頂戴って仕草が可愛いので、ついつい、餌を与えてしまう訳です。
餌は生餌は最も水を汚しやすく、食べ残された生餌を放置していると、凄まじい勢いで水槽が汚れてしまいますので、生餌が必要な魚を飼育している水槽ではオーバーフロー式の大容量のろ過フィルターを採用していることが多く、外部式だと間に合いません。
エーハイムオートフィーダーですが、使っていると、調整している餌の量が変わってしまうことが多く、湿気や室温なども関係していて、まれにドバっと水槽に餌が落ちることがるので、それが原因で水槽の水質が2213でも耐えれなくなってきたのかな?
メダカが尾腐れ病になったらどうすればよいの?
なれていない人だと、水槽の中のメダカが尾腐れ病になって死んでいくのを見ると、水槽の飼育水が汚染されていて、病原菌だらけなので飼育水をすべて交換しないと行けないって思うかもしれませんが、普段から一定数の細菌はいますので、全交換はNG。
そもそも、尾腐れ病が発生したからと言って、水槽内の飼育水をすべて交換してしまうと、余計にメダカの調子が悪くなってしまいますので、一週間ほどの時間をかけて毎日飼育水を3分の1ほど交換していけば、次第に水槽の飼育水が安定していきます。
ただし、ろ過フィルターが安定していて、間違えて餌をやりすぎていた場合などであり、ろ過フィルターの容量が足りていない場合、ろ過フィルターが機能していない場合は、ろ過フィルターを追加するか、水槽を追加して負担を分散する必要があります。
尾腐れ病が進行してしまったメダカは、残念ながらもう回復しないので、隔離して寿命まで生かすか、そのまま安楽死させてあげることになりますが、ちょっとしっぽが白くなっている程度の症状でしたら、水換えを何度もしていくと、次第に回復します。